結婚、妊娠、子育て、仕事…IMALUが痛感した「30代で増えた質問と悩み」
2022年8月、東京と奄美大島の二拠点生活をスタートしたタレントのIMALUさん。コロナ禍でリモートワークが進み、サラリーマンであっても勤務地に縛られずに住みたい場所に住むことが夢ではなくなってきた昨今。実際に都会から拠点を移したIMALUさんの離島ライフを、ご本人に綴っていただきます。(以下、IMALUさんによる寄稿です。毎月1回更新予定) 【写真】ポッドキャスト番組「ハダカベヤ」では初めてオフ会を開催!
奄美に移住して「選ぶ洋服」が変わった
すっかり季節は冬になってしまいましたが、奄美では11月になっても日中は半袖で過ごす日が多く、暑すぎず寒すぎずの気持ちのいい天気が続きました。真夏は暑すぎて日中お散歩に行けなかった犬たちも久しぶりにお昼のお散歩を再開。11月も後半になると少しずつ肌寒い日も出てきて、掛け布団はタオルケットから厚めのブランケットへ。島にもこれから冬がやってきます。 とはいえ奄美は真冬になっても厚めのフリース1枚あればOK。ダウンジャケットはいりません。逆に言うと、可愛いニットやマフラー、新しく買ったダウンジャケットも島にいるとお披露目する機会が中々ありません。 私はオシャレするのも、オシャレな人たちも大好きですが、島生活を始めてからは洋服を買う機会がかなり減りました。奄美に引っ越した時は東京から洋服を沢山持っていった私ですが、梅雨シーズンには毎年湿気にやられて服やカバンがカビてしまったり、靴は海で砂だらけになるし、舗装されてない道も多く、雨もよく降るのですぐ汚れます。 島にある服はカジュアル重視。ユニクロやGAPなどお手軽なものはもちろん、スイムウェアが多くデザインも可愛いROXYや、アウトドアに強く環境問題にもしっかり向き合うパタゴニアなどを多く買うようになりました。靴は基本的にサンダルとスニーカー。動きやすくて、楽で、汚れても大丈夫なもの。でも可愛いもの。そんな洋服を集めています。
「泥染」で洋服をもう一度楽しむ
シミがついてしまった服や着飽きてしまった服は泥染・藍染できる場所に持って行き、染めて生まれ変わらせたりもしています。私なりの小さなエコ活動です。 過去にもこの連載で泥染のお話はさせていただきましたが(こちらの記事をチェック!)、最近は「ミドリヤ」さんという、これまで行ったことがなかった染め屋さんに初めて行きました。 車で細い山道をガタガタと進んでいくと奥の方に隠れ家のように現れるお店で、放し飼いで飼われているニワトリ軍団と1匹のヤギがお出迎えしてくれます。 ここでは藍染の原料である「琉球藍」に力を入れており、お店のそばで育てている琉球藍の畑もとても綺麗でした。 今回私はシミがついてしまった白いパンツとドラえもんのユニクロTシャツを持っていき藍色に染めてみました。私が過去に経験した藍染より色が濃く、全然違う色味でビックリ。染め屋さんによって色味や環境が違ってまだまだ深い世界だな~と改めて思います。 ミドリヤの代表を務めるサトコさんという方も話しやすく楽しい方で、作っている作品も素敵なものばかり……! また島でお気に入りのお店が増えました。