【MLB】Wソックスが球団ワースト記録を更新する15連敗 ウィットJr.に逆転グランドスラム浴びる
【ロイヤルズ8-5ホワイトソックス】@ギャランティードレイト・フィールド
日本時間7月30日、泥沼の14連敗中のホワイトソックスは本拠地ギャランティードレイト・フィールドでのロイヤルズ3連戦がスタート。その初戦は7回終了時点で5対2とリードしていたが、8回表に一挙6点を失い、5対8で逆転負けを喫して球団ワースト記録を更新する15連敗となった。ロイヤルズ3番手のクリス・ストラットンが3勝目(3敗)をマークし、5番手のジェームス・マッカーサーは18セーブ目を記録。ホワイトソックス4番手のジョン・ブレビアは痛恨の一発を浴び、6敗目(0勝)を喫した。 【動画】ロイヤルズのボビー・ウィットJr.が19号逆転グランドスラムを放つ(MLB.comより) 初回にギャビン・シーツのタイムリーで先制したホワイトソックスは、3回表に追いつかれ、4回表にカイル・イズベルのタイムリーで勝ち越されたものの、5回裏にルイス・ロバートJr.が同点タイムリーを放ち、6回裏には2本のタイムリーで2点を勝ち越し。先発のクリス・フレクセンは6回9安打2失点の力投を見せた。7回裏にアンドリュー・ボーンの12号ソロでリードを広げ、ついに連敗ストップかと思われたが、8回表一死からハンター・レンフローの11号ソロ、MJ・メレンデスの12号ソロと二者連続アーチで1点差に詰め寄られると、さらに二死満塁のピンチとなり、ボビー・ウィットJr.に19号逆転グランドスラムを被弾。8回裏と9回裏はいずれも三者凡退に終わり、5対8で敗れた。 ホワイトソックスはこれで15連敗となり、今季樹立したばかりのシーズン球団ワースト記録を更新。1967~68年にシーズンを跨いで15連敗を喫しているが、その球団ワースト記録にも並んでしまった。後半戦は11試合を戦ってまだ白星がなく、開幕109試合目で82敗目を喫し、早くもレギュラーシーズンの負け越しが決定。162試合に換算すると、40勝122敗という驚異的なペースで黒星を重ねている。トレードで主力を放出しており、8月以降はさらにペースが加速していくかもしれない。