【MLB】ドジャースがさらなるトレード補強 レイズからアメッド・ロサリオを獲得 半年ぶりの古巣復帰に
日本時間7月30日、三角トレードを成立させたばかりのドジャースがさらなる補強に動いた。マイナー右腕のマイケル・フリンをレイズへ放出し、ユーティリティ・プレーヤーのアメッド・ロサリオを獲得。ドジャースは昨年のトレード・デッドラインでもロサリオを獲得しており、ロサリオは半年ぶりにドジャースへ復帰することになった。ドジャースはムーキー・ベッツ、マックス・マンシー、クリス・テイラー、ミゲル・ロハスの離脱で野手の層が薄くなっており、ロサリオとトミー・エドマンの獲得でそれをカバーする狙いがあるとみられる。 現在28歳のロサリオはもともとメッツのトップ・プロスペクトとして期待されていた選手。フランシスコ・リンドーアとのトレードでガーディアンズへ移籍し、昨年7月にはノア・シンダーガードとのトレードでドジャースへ移籍してきた。今季は1年150万ドルでレイズと契約し、ここまで76試合に出場して打率.307、2本塁打、26打点、9盗塁、OPS.748を記録。今季は二塁、三塁、遊撃、右翼の4ポジションで出場しているが、ほかにも中堅と左翼のプレー経験があり、多くのポジションを守れるユーティリティ・プレーヤーとして貴重な戦力になるはずだ。 ドジャースが放出したフリンは27歳の右腕。2018年のドラフトでパイレーツから6巡目(全体174位)指名を受けてプロ入りし、マリナーズを経て、今季からドジャースに加入。今季はマイナーAA級とAAA級で合計31試合(うち1先発)に登板して42回1/3を投げ、2勝1敗4セーブ、2ホールド、防御率4.25、59奪三振を記録している。 なお、ドジャースはロサリオ獲得に伴ってロースターの40人枠を1つ空ける必要があり、左腕ライアン・ヤーブローをDFAとしたことを発表している。昨年のトレード・デッドラインでロイヤルズから移籍してきたヤーブローは、今季ここまで32試合に登板し、4勝2敗1セーブ、1ホールド、防御率3.74をマークしていた。