「レッドソックスは吉田正尚を手放したい」地元メディアがトレード移籍先5チームを推薦「大失敗というわけではないが…」「いまこそ行動を起こす時」
ボストン・レッドソックスの吉田正尚がトレード候補に挙がっているようだ。チーム専門メディア『BoSox Injection』が「レッドソックスのフロントはヨシダら一部の選手を放出したいと考えている」と伝えた。 【画像】BBWAA主催晩さん会に大谷翔平が登場、タキシード姿にファン歓喜! 「ボストンにやってきて2シーズン。大失敗というわけではないが、5年9000万ドル(当時約123億円)の契約を結んだ時に期待されていたような得点マシンになれていない。2年で25本塁打、128打点、出塁率.343という成績は、契約に見合う数でないのは確かだ」 そう記したうえで、同メディアは「問題はどの球団が吉田を獲得するのか、そしてレッドソックスが総額のいくらを負担しなければいけないかだ」とし、「左打者のヨシダを検討するかもしれない5球団を挙げてみよう」と、移籍先5チームを推薦した。 ひとつ目がロサンゼルス・ドジャースだ。「外野手としてマイケル・コンフォートと契約し、テオスカー・ヘルナンデスと交渉を続けているため、興味はないかもしれない」とした。 2つ目は「攻撃力を求めているから、連絡してみてはどうだろうか?」と記したロサンゼルス・エンジェルス。「レッドソックスが契約の一部を負担する気があれば、話はまとまるかもしれない。DHや外野手として活躍でき、打線でもマイク・トラウトを助けられるだろう」と評した。 3つ目には「夢物語かもしれない」としたセントルイス・カーディナルス、4つ目は「攻撃陣の生産性向上を図りたい」シカゴ・カブス、5つ目は「勝利モードに突入してる」デトロイト・タイガースを挙げた。 「はっきりしているのは、レッドソックスの現在のメンバー構成を考えれば、チームにヨシダの居場所がないということだ。いまこそ行動を起こす時だろう。オーナー側としても彼の契約の一部を受け入れるのは妥当な選択だ。問題は、取引相手が見つかるかどうかだ」 2024年の吉田は出場108試合で打率.280、出塁率.349、長打率.415、10本塁打、56打点だった。 構成●THE DIGEST編集部