新しいiPad Proは“仕事”で使えるか? 1週間試してみた!
シングルタスクならノートPC代わりになります
「iPadってノートPCの代わりになるの?」という質問をたまに受けますが、個人的には「ノー」です。私(編集者)の場合、テキストや写真に加え、動画やデザインデータの編集をマルチタスクで行う必要があり、iPadではそれらの作業を横断的に行うのが難しいため。 ですが、メールや書類作成、スケジュールの進行管理、オンライン会議など、シングルタスクが主な業務であればiPadでほとんどのことが代替できます。特に新しいMagic Keyboardはキーピッチも広く、ノートPC並みの打鍵感なので長文を打つのも苦になりません。
また、セルラーモデルなら常にネットに繋がっているのでサッとメールを返信したり急なオンライン会議もお手のもの。スマホで使い慣れたアプリやGPSが使えるので、マップやSNS、飛行機やレストランの予約なんかもカンタンです。その点はノートPCよりも秀でている点と言えるでしょう。 PCやMacでしかできないマルチタスク処理、iPadの強みであるモバイル性にタッチ&ペン作業──。個人的にはどちらにもメリット・デメリットがあるので両方うまく活用するのが現実的な選択肢だと思っています。ただ、iPadがこれだけ拡張してくると近い将来iPadだけで事足りるようになるかも……?
Macと連動して使う“必殺技”!
ここで、iPadを使った私の“必殺技”を紹介しましょう。Macユーザー限定ですが、「MacとiPadをリアルタイムで連携」するテクニックです。かなりマニアックな用途ですが、Mac内の画像にiPadで直接手書き編集ができるので、うまく使えば作業効率が爆上がりします。
iPad Proはどんな人にオススメ?
最後に、iPad Proはどんな人にオススメなのかをまとめてみました。私自身、iPadは初代モデルから、Air、Pro、miniと10台近く使ってきましたが、今回のiPad Proはこれまでのモデルに比べても進化が大きく、買って間違いなしと確信しています。なかでも以下に当てはまる人には強くオススメです。