大阪府・吉村知事が定例会見7月14日(全文3)役所っぽい公園にしないのが重要
憩いの場として楽しもうと思ってもらえるような空間
で、これをやろうとすると、やはり全ての公園が適用できるわけじゃありませんので。しかも地方部の公園だったらよりいっそう難しいと思います。公園に入るための公園料を、料金をいただくというものでも基本的にはないですから。だからそうなってくると、ある程度限られてくる。だからまずは今回、大阪府営公園でもこの4つの公園については、こういった民間に委託できると、そういうものだとマーケット【参入 01:05:34】も経て判断したということです。 だからここは、本当にいろんな家族、いろんな子連れ、女性1人、いろんな府民の皆さんが公園で憩いの場として楽しもうと思ってもらえるような空間、おしゃれな空間、緑を楽しめる空間。そういったものにしていきたいというふうに思っています。先行事例としては大阪城公園、天王寺、PMOじゃないですけど、てんしば。鶴見緑地と長居なんかも僕、市長時代に手掛けて今、松井市長がやってくれていますけども、大きく変わってくると。そういったお役所仕事じゃない公園にしていきたいというふうに思っています。 司会:じゃあ次いきましょうか。すいません。じゃあ後ろ、NHKさん。
どういう状況になれば要請をより厳しくするのか
NHK:すみません。NHKの佐藤と申します。先ほど冒頭で知事が感染者数について、前週比1.4倍で大きな波の入り口にあるのではないかというお話をされていて、その後、今後の対応については新規感染者数だけじゃなくて病床などを見て判断したいですっていうお話をされたと思うんですけれども、今後府民への要請をより厳しくしたり、もしくは政府に宣言を要請したりというのは、具体的に新規感染者数がどれぐらいになったり、病床がどのような状況になればするとお考えでしょうか。今の知事の考えをお聞かせください。 吉村:今、まん延防止期間中ですので、次、要請するとすれば、僕はやっぱり緊急事態宣言の要請になるだろうというふうに思っています。そうすると、緊急事態宣言の1つの判断基準っていうのはステージ4ですから、ステージ4に入る、あるいは入った、あとはその感染の速度も含めてです。ステージ4が1つの基準になるだろうというふうに思っています。1つの数字がステージ4に達したからすぐということにはやっぱりならないとは思いますが。1つの基準としては新規感染者数、そして病床使用率。いずれもステージ4という数字がありますので、それ以外にもさまざまな指標あるんですけど、それを見た上で、1つは判断材料にしていくということにはなろうかというふうには思っています。 まずは新規陽性者数が増えてくるだろうというのが僕自身の予測です。東京でも明らかに新規陽性者数が増えていると。同じデルタ株が大阪にあるわけですから、大都市性も同じで人出も同じように増えていますので、僕は同じ方向にいくんではないかというふうに思っています。だからそれを回避するために1人1人の感染対策をお願いしたいと思っていますし、今まん延防止、さまざまな飲食店の皆さんへも厳しいお願いをしてますけれども、できるだけ感染を広げない対策をお願いをしたいと思っています。 NHK:ありがとうございます。もう1点別件で、今、国のほうで問題になっている、酒類の販売の事業者への要請についての問題があると思うんですけれども、政府が酒類の販売業者に対して要請に従っていない飲食店には酒を売らないでねという要請があって、その後、撤回したと思うんですけれども、この一連の動きについて知事はどのように受け止められていますでしょうか。 吉村:これはもうすでに撤回をされましたので、僕自身がもう撤回されたことですから、特に今の段階でコメントはないです。 【書き起こし】大阪府・吉村知事が定例会見7月14日 全文4に続く