大阪維新の会・吉村新代表らが会見(全文3完)Go Toは立ち止まるべき
大阪維新の会は21日、松井一郎代表(大阪市長)の後任を決める代表選挙を実施した結果、吉村洋文代表代行(大阪府知事)を新しい代表に選出した。選挙後、吉村新代表らが記者会見を行った。 【動画】大阪維新の会・新代表の吉村洋文氏らが会見(2020年11月21日) ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「大阪維新の会・新代表の吉村洋文氏らが会見(2020年11月21日)」に対応しております。 ◇ ◇
現体制の改善点は
関西テレビ放送:関西テレビ、稲垣と申します。松井前代表【*****00:29:22】伺いたいんですが、そういう中で強いてこの現体制に対して少し不安があるとか、こういうところをもう少し改善すべきだとかいうところがあれば。 松井:まったくありません。これもそうだけど、皆さんから見てもよっぽど10年前にも会見しましたよ。維新の会をつくったとき、橋下代表、僕が幹事長、今井さんは幹事長代理、政調会長は浅田均。10年前に会見したときよりよっぽど、そのときより今のほうが、今の執行部は10年前よりしっかりしてるし、もう経験豊富。だってわれわれ、10年前なんてもう議会の経験、僕はまだ2期目だったわけだから、議会の経験も。今井さんも2期目、府議会。橋下さんは議会経験ないし。 そんな中で10年前やって、10年前の維新の会の執行部ができたときと見比べると、今のほうがよっぽど頼りになると思います。今のほうが。10年前なんて本当もう箸にも棒にもかかるかどうか。だってあり得ない話で。大阪維新の会なんていうローカルパーティーをつくったわけだからね。
新しい風とは何か
そんなの、もう周りから見てたら本当にもう心配で仕方がなかったんじゃないの、皆さん。これはどうなんのかなと。橋下さんがちょっと風邪ひいたらみんな肺炎にかかるやろぐらいの。そのぐらい頼りないなと思われてたし、われわれももう無理にでもちょっと虚勢を張るっていうか、弱さを隠すために一生懸命背伸びしてたところもあるけど。今は等身大でみんなできるんで。だから10年前のわれわれよりは今の執行部のほうがよっぽど安心感があるんじゃないかなと。こう思っています。 関西テレビ放送:吉村新代表に伺いたいんですが、そういった中で今の市議会の幹事長も含めて若さところもある中で、新しい風を吹き込むっていうのはもう少し具体的にどういうことを今考えておられるのか教えてください。 吉村:まずわれわれ若い執行部ですからいろんな新しいことにはチャレンジしていきたいと思います。まず政策については、これはもう僕自身市長としてもやってきたわけなので、市長、知事としてもやってきましたから、大きな政策の方向性、大阪の成長戦略、そして現在の利益というよりは将来の利益に投資する、そういった基本的な価値観っていうのは変わりません。身を切る改革も当然。そういったことは今の大阪維新の会の培ってきたもの、これについては継承して。継承してっていうか自分も積んできたところでもあるので、それをやっていくということになります。 ただ、新しい党の運営であったり、新しい政策であったり、みんな子育て世代ですけど、新しい政策であったり、いろんな部分についてはこれからまだまだ未知数だけども臆することなくいろいろ若いメンバーでチャレンジをしていって、今までの良かった部分に加えて新しい感覚っていうのを維新の会に吹き込んでいきたいというふうに思います。 関西テレビ放送:ありがとうございます。