大阪維新の会・吉村新代表らが会見(全文3完)Go Toは立ち止まるべき
今の活動が地方政治や行政に与えた影響は
大阪日日新聞:大阪日日新聞の山本と申します。松井さんにお聞きしたいんですけども、大阪維新の会を10年間、【創業者 00:39:40】、中心となってやってこられたと思うんですが、大阪維新は全国的にも地域政党の先駆け的な存在で生まれまして、この10年やってこられたと思います。その中でさまざまな取り組みがあったと思うんですが、一方で維新という地域政党の誕生と、今の活動が全国の地方の政治や行政に与えた影響というのはどうお考えでしょう。 松井:全国に与えているのはまだまだ微力。本当に大した影響力も出てないと思います。それはやっぱり日本維新の会の今の組織の、衆参国会議員の数を見ても大阪以外ではなかなかそれだけの支持を得れないわけですよ。だから全国的にはまだまだ影響力っていうのは低いと思うけども、これからの日本を持続可能な国にしていくには維新の会のスピリッツっていうかね。大阪は大阪の課題として二重行政の解消とか府市の対立解消というのはあるけど、全国的に言うとこれから人口も減っていく中で、超高齢化社会の中でやっぱり政治家の身分を改めるべきだと。これは僕がそこでやれるかどうか分かりませんけど、ぜひ大阪のメンバーが、われわれがスタートさせてきたのを全国に広げたいよなというのはあります。 国会議員の数も要りませんから、あんなに。だって大阪府議会2割カットして定数が2割減ってもなんの問題もないし、府民の皆さんから議員数が減ったことで声が届きにくくなったなんていうのは一切苦情はありません。多すぎる、全国。多すぎるのよ。もうとにかく2割。これはもう全国で2割ぐらいはやっぱり議員定数を削減すべきだし、給料も高すぎます、全部。
議員の特権意識、優遇にメス入れるべき
だって府議会も3割カットしてると言ってるけど、日本の雇用者所得の5%ですよ、1000万は。1000万あるんだから。1500万というところにこだわってるところはもう、とにかくなれ合いで政治をやってるよね、それ。そういうのをもうとにかく全国の皆さんに1回そういう議員の特権意識、優遇されてるのをメス入れましょうよということで理解してもらいたいなと思っています。 今度、堺でも、今、堺の永藤市長が堺の財政が非常に苦しいという状況の中で、役所の中の改革もしなければ非常に財源も財政的に枯渇するといわれてる中でやってるけど、今日聞いたら堺の市会議員は給料を元に戻そうと。維新以外を。維新はもう役所の中もカットしようと言ってる最中にほかの政党は今15%カットしてるのを元に戻そうとしてるらしいから。これは徹底的にもうやれよと言ってるんですよ。2割やったところで1000万になるだけやから。それをまた今のカットを戻そうなんてしてる、見えないところで知らん間にそうしようとしてる。維新がなくなればそういうのがもうまかり通ってまうんでね。ここは僕が政治家を辞めても一番腹立つところだと思います。 これは報酬の3割とか定数2割っていうのは僕が府議会の幹事長のときにやったけど、なんともないもん。普通に十分生活やれます。なんて言うのかな。派手なことをしたら駄目よ。でもやっぱりこれは知事、市長をやってきて、住民の皆さんの所得、これはもうみんな吉村さんも知ってるけど、それを知れば知るほど政治家の特権に対しては頭くるね。だからそういう思いを持った政治家が全国で増えていってほしいなと思います。日日新聞も【*****00:44:12】ないから。どんどん言わな。 大阪日日新聞:代表に2点伺います。今回代表選を経て松井さんからバトンを受け取る形になったんですけれども、先ほどあいさつ【***********00:44:33】松井さんを間近で見てこられて、これからの党の運営で最も参考にしたいところがあれば教えてもらえますか。 吉村:やはり政党というのは非常に個性的な、政治家が集まって1つの目標を持って進んでいく集団なので、非常にここは一致団結してまとまって進んでいくというのは非常に、簡単ではないです。