大阪維新の会・吉村新代表らが会見(全文3完)Go Toは立ち止まるべき
残りの間に成し遂げたい課題は?
朝日放送テレビ:たびたび失礼します。ABCのクリハラです。松井前代表にお伺いします。10年間お疲れさまでした。 松井:まだ辞めへん。 朝日放送テレビ:2年半ありますので、残りの間これだけは成し遂げて吉村さんたちに引き継ぎたいという課題がありましたら教えてください。 松井:これは今回の住民投票の結果も受けて、やっぱり府市をばらばらで、府市が対立することは大阪の人の多数は望んでないと思います。これはわれわれ、やはり今日退任のごあいさつでも申し上げましたけども、やはり橋下さんと僕の時代はそれだけのまだ道半ば、結果、その成果というものがはっきり分からなかった。でも吉村さんが市長になってからの5年間はさまざまな形で結果というものを生み出してきた。この今の状態をこれからも続けていけるような形づくりは、これはわれわれの責任だと思っております。 だからまずやっぱり広域一元化というものはルール作りが必要。これは例えば違う人が市長になれば、今の副首都推進本部会議なんていうのが成り立たなくなります。だって市長が出ないって言ったらそれでルールがないから。これはあくまでも人間関係によって今の府市一体で物事を進めている、そういう形を決定できる会議は任意でこれが出来上がっているわけです。これをやっぱりルール化していく。府民の皆さん、市民の皆さんは府市が対立することは望んでいないわけですから。やっぱりこれは広域一元化というものをルール化していく。 ただ、これは一方的に大阪府に従うというんではなくて、今の形です。今の副首都推進本部会議で本部長は知事が担う、副本部長は市長が担って、相談の上、最終的に知事が決定をする。そういう形をぜひ未来永劫変わらないようにやっぱりルール化を目指していきたいと思っていますし、政党というか組織についてはもう今の自分の身分にこだわらない、バッジ依存症にならないメンバーをやはり新執行部とともに増やしてもらいたいし、そういう日本の政治がやっぱりぬるま湯、なれ合いなのはもう何度も言うけど政治家の身分が良すぎるんで、1回なったらもうしがみついて辞めません。市会議員でも1000万ほど年収があるわけで。だからやっぱりやるべきことをやって、次の自分の生活はしっかりできる人たち、そういうもうバッジにこだわらないようなそういう人たちの一時期の集まりを維新の会としてはつくってもらいたいし、そういう政党になってもらいたいと。2年半の間はそれをしっかり応援していきたいと、こう思っています。