松井氏 大阪維新の会の代表辞意を表明「負けたわけだからケジメをつけないと」
松井代表「トップが責任を取るのは当然のこと」
大阪維新の会・松井代表「負けたわけだからケジメをつけないと」
大阪維新の会の松井一郎代表は5日午後、大阪市内で定例会見を開き、1日の住民投票で大阪都構想が否決されたことを受け、「だれかがケジメをつけないと。トップが責任を取るのは当然のこと」と辞意を表明した。 【中継】松井 大阪市長「日本で道州制は絶対できない」(2020年11月5日)
「悔いはないのか」という質問には「ないよ」
松井代表は、大阪維新の会の代表を辞任するかという報道陣の質問に対し「いま決まっているのは、大阪維新の会で負けたわけだから、これはだれかがケジメをつけないと。トップが責任を取るのは当然のこと」と述べた。その後「悔いはないのか」という質問には「ないよ、まったくない」と続けた。
また「これまで維新が成し遂げたものは何か?」という質問には「政党なんて言うのは公約を実現するための道具ですよ。ずっと最初から言ってること。役割が終われば、我々が道具の部品なら古くなってきたら変える。哀愁とかノスタルジーを感じるものではない」と述べた。 そして「我々は大阪維新の会というのは大阪の広域を一元化させるのが役割。目の前の大阪を再生・成長させるのが目的です。そのためには役所の統治機構を変えるというのが手段であって、ここで終わるわけではない。東京と肩を並べる大都市にするということは道半ばなので、次の世代ががんばってくれたらいいなと思います」と続けた。
次の維新の党大会で辞任をするのかという質問には「うん、そうです」と答え、次の代表は吉村(洋文代表代行)さんか?の質問には「それは維新の代表選規定においてメンバーの総意で決められるべきものと思うけど、今は代表代行なんだから。普通、代表がいなくなたら代行が代わりにやるけど、新代表をみんなに決めてもらいたいと思います」と話していた。