【初のハイブリッド911登場!】クーペに加えコンバーチブルとタルガバージョンもフレッシュアップ!改良された新型ポルシェ911の全情報!
そして、その変更は功を奏した。「GTS」の空気抵抗係数(Cd値)は、オプションのカーボン製ブレード付き「Exclusive」ホイールを装着した場合、少なくとも0.32から0.27に減少する。このホイールを装着しない場合、空気抵抗係数は0.285だ。「GTS」には、さらに優れた空力特性を実現するオプションとして、エアロダイナミクスキット(2,713ユーロ=約45万円)も用意されている。
しかし、それだけではない。フェイスリフトでは、ヘッドライトやリヤライトも近代化される。今後は、フロントには常に4つのライトパターンが存在することになる。デイタイムランニングライトだけでなく、メインヘッドライトにも適用される。リヤライトはさらにスリムになり、その上部のエアインテークも再設計された。
最大21インチまでのミックスタイヤ装着も可能
「GTS」も全長がわずかに増加している。新しいディフューザーにより、全長は11mm、全高は4mm伸びた。改良前のモデルと同様、新型「GTS」もまた、ミックスタイヤを装着している。フロントに19インチ、リヤに20インチの組み合わせが標準で、オプションとして20インチと21インチのホイールも用意されている。
駆動系:911フェイスリフトに新たにカレラTが登場(アップデート情報!)
当初、ポルシェはフェイスリフトを2種類の駆動系で発売する。一方はクラシックなカレラ、そして初めてのハイブリッドモデルだ。しかし、それについては後ほど詳しく説明する。なぜなら、今、ツッフェンハウゼンからニュースが届いたからだ。ポルシェは、もう一つのエンジンバージョン、「カレラT」をリリースする。
ポルシェが言うように、新しいドライブの焦点は本質的なものに置かれている。主な焦点は、軽量化と運転特性の改善だ。軽量化のために取られた措置には、例えば、カーボン製フルバケットシートや6速マニュアルトランスミッションの使用が含まれる。その結果「カレラT」の総重量は40kg減の1,478kgだ。性能面では、最高出力394馬力、最大トルク450Nmと変更はない。
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