予算&人数別! 年末年始に行くべきエディターおすすめの人気店4選
【4人でワイワイと_食事予算ひとり¥5,500~】
タレーリン/代々木上原 魚介×タイ料理×フレンチで新しい味が生まれる 「アジアのベスト50」に複数の店がランクインするなど、世界中のフーディーを魅了するモダンタイ料理。本場タイ・バンコクのフードシーンで進化を遂げた、タイの食文化を再解釈し、洗練されたスタイルで提供する新しいタイ料理だ。従来はオーセンティックな店が主流だった東京にも、昨今、その流れがじわじわと到来している。 2023年1月に代々木上原にオープンした「タレーリン」は〝魚介×タイ〟をテーマにした店。フレンチ出身の若きシェフ、渡部 雄さんがフランス料理の技法と日本の旬食材をベースに、タイのスパイスやハーブ、調味料を巧みに用い、独自の感性でオリジナリティあふれる料理を生み出している。 「タイ料理の魅力は刺激的で芳醇な香り、リズミカルな食感と多様な味わいが複雑に混ざり合うところだと思います。今まで学んできた事、日本の豊かな食材を使って、私が捉えた〝タイ料理〟を表現しています」。 例えば、メインの「ムックホードーク」のソースにはタイで定番のプラムに代わって梅干しを使用。渡部さんのアレンジが加わり、ほかでは味わえないユニークな料理に仕上がっている。そんな渡部さんの料理に合わせるのはワイン。フレンチをベースにしたタイ料理との相性は抜群。 スタイリッシュな空間でワインペアリングと共に楽しむ、大いなる可能性を秘めたモダンタイ料理を体験したい。 すずきを使い、タマリンドやライムで仕上げた酸味のあるカレー「ゲーンソム」などは人気の一品。ディナーコースは7品¥5,500と10品¥8,500 の2種がある。
ヨーロッパを中心としたナチュラルワインも豊富
「タイ料理にワインは難しいのでは?と思うかもしれませんが、フレンチがベースの料理だからこそ、ワインが合います」と同店のワインディレクターを務める加納賢俊さんは話す。 フランスだけでなく、ジョージアやイタリア・マルケ州の赤など、一品ごとに合わせたワインを楽しめるペアリングも用意。