大阪府・吉村知事が定例会見6月23日(全文1)昨年も夏休みに入ると大きな波が
ゴールドステッカーの問い合わせ回線増強
ゴールドステッカーについてのお問い合わせの連絡がやっぱり増えていますので、回線を増強いたします。相談体制を強化いたします。これまで電話回線、コールセンター、もうすでに開設していますが、15回線でやってきましたが、6月22日から20回線。そして今週の日曜日までに20回線から35回線まで段階的に日ごとに増設をしてまいります。そして来週の月曜日については50回線体制で皆さまの相談にお応えしてまいりたいと思います。また7月11日までは土日も開設をいたします。インターネットを見れば、FAQも含めて、おおむねもうそこでは、おそらく質問されるような項目はほぼ全て網羅しているというような状況でもあります。ですので、まずはこのネットを通じてということをしっかりお願いしたいと思います。 また、このゴールドステッカー、非常に複雑で分かりにくいというご指摘もございます。確かにいろんな写真の添付等もお願いしています。これまでの申請と比べてかなり詳細な申請をお願いしています。また、その申請書類等が完了しないと受け付け番号が出ないと、受け付けにならないという仕組みもつくっています。これはやっぱり迅速にこの審査を行っていく観点からも、まだしっかりと対策を取っていただくのをお願いする観点からも、そういったことをしています。
熱中症により注意をお願いをしたい
非常に項目も多岐にわたって、たくさんあります。今日、あす中になかなかできないということもあると思いますが、この期間中であっても申請済みになればそこからお酒の提供も認めるということが基本的な方針ですので、まずはやはり感染対策をしっかりと取るということをぜひお願いをしたいと思います。かなり厳しい条件、子細な条件になっていますけれども、それをしっかりやっていただいて、感染に強い飲食の場づくりの方向に向かっていくんだということで、ご協力をお願いしたいと思います。申請、非常に複雑になっているというのは、裏を返せばそういうことでもございます。 もちろん、いろんな相談に応じれるように、分かりにくい点もありますから、電話回線も増やしていきます。それからどうしてもインターネットを使われない方については、大阪府庁内に申込窓口をつくったり、郵送でもできるようにはしていますが、基本的にはそういった形でお願いをしたいと思います。次、お願いします。 3点目です。熱中症対策についてです。この時期、どうしても熱中症が非常に増えてまいります。熱中症は非常に怖い状態にもなりますので、特に高齢者も多いということで、救急搬送が非常に増えてきます。コロナ禍でもありますので、そういった意味で、この熱中症により注意もお願いをしたいと思います。 まず搬送人数ですけれども、7月になれば、この熱中症で搬送される人数が一挙に増加します。梅雨が明けて7月に入ると熱中症の患者さんが一挙に増えます。これはもう例年、過去3年の平均ですけれども、7月、8月は一挙に増える。9月にぐんと減ると。今年もおそらくそうなると思います。 で、どこで起きているのかというと、熱中症というと、外で起きてるイメージが非常に強いんですけども、炎天下の中、外で起きやすいと思われる方も多いと思いますが、実は一番多く起きているのは自宅の中です。住居の中で起きているのが36%。道路が25%、公衆が18%ということで、実は一番多い場所は自宅の中なんだ、特に年齢で言うと半分が高齢者です。だから高齢者があまり自覚もない中で、非常に湿度が高い自宅、温度の高い自宅の中で熱中症になるというケースが実は一番多いということにご注意をお願いしたいと思います