大阪府・吉村知事が定例会見6月23日(全文1)昨年も夏休みに入ると大きな波が
マスク着用すると熱中症リスク高まる
特に今回、コロナ禍でマスクを着用する場面が増えますから、マスクを着用すると熱中症のリスクが高まります。だからきちんと距離が取れるときは、もうこの本当に真夏のときはマスクを外していただいて、あくまでもマスクを着けるのは感染対策として人にうつさない、あるいはもらわないという、特に人にうつさないというのが中心になりますけれども、もらわないということも含めてですが、このマスクについてはあくまでも感染対策なので、人がいないようなところではマスクを外していただいて、外出時においても外してもらって、熱中症にもぜひ気を付けていただきたいと思います。次、お願いします。 そのために、国、それから役所としましても、熱中症が非常に危険であるということについては、警戒アラートを発するということをやってまいります。令和3年度から大阪も対象になりました。前年度は東京を中心にこれは試験的に行われましたが、今年からは大阪も対象になります。これは環境省と気象庁が注意を呼び掛けいたします。非常に熱中症が危険な状況になりますよということの暑さ指数の予測値を前日の夕方5時、夕方17時、そしてあるいは当日の5時に発表されることになります。この暑さ指数っていうのは気温だけじゃなくて、気温とか湿度も考慮した上で、熱中症の予防のための必要な数字で、33を超えると非常に熱中症になりやすい、危険な日だということをお知らせすることになります。
「大阪府 熱中症」で検索を
これは気象庁、環境省のウェブサイトから、あとはテレビだったり天気予報等、情報サイトで確認をすることができます。またこのメール配信サービスも行いますので、ここに登録、「熱中症警戒アラート 登録」で検索していただいたら、メールでもお知らせをします。発表されたときどうするのということですが、この33以上というのが発表されたときは、もう外での運動とか活動っていうのは中止、あるいは延期をお願いします。特に高齢者なんかは熱中症のリスクが高い方々は、皆さんにぜひお声掛けもしていただきたいと思います。また、昼夜問わずエアコンをぜひ使用して、室内の温度を調整してもらいたいと思います。 ちなみにこの33以上というのは、一夏を通じてだいたい10日ぐらい、平均的に見ると10日間ぐらいの日数になるぐらいのものです。これは当然、今年の夏がどうなるかによって違うんですけど、平均するとそのぐらい。つまり非常に、ずっとなり続けるというよりは、非常にリスクの高いときになるのが33以上ですので、この33以上になったら、ぜひそこは警戒をお願いしたいと思います。次、お願いします。 で、新しいこのコロナ禍における対策も含めてですが、ぜひ冷房をしっかりやっていただいて、また換気もお願いしたいと思います。そして温度設定を小まめに調節をお願いします。周りと距離が取れるときは、もうマスクは外してください。そしてマスクを着用しながらの激しい運動は避けてください。そしてこれが重要ですが、小まめに水分補給を取っていただきたいと思います。また、日頃から健康管理、暑さに備えた体づくりをお願いいたします。熱中症に関してのさまざまな情報というのは提供いたしますので、またこちらのほうにアクセスをいただけたらと思います。「大阪府 熱中症」で検索をお願いします。次、お願いします。特に高齢者の方、そして子供、障害のある方、熱中症に特に注意をお願いします。次、お願いします。 江坂、新石切、茨木の今、駐車場、府の駐車場になっているところについての民間活用の公募についてお知らせをいたします。これまでいわゆる路上駐車対策として平成4年度から府営の駐車場を設置してきました。現在、路上駐車というのはずいぶん昔と比べると減ってきまして、この府営駐車場についても在り方をやっぱり見直していくべき時期に入ってきています。 【書き起こし】大阪府・吉村知事が定例会見6月23日 全文2に続く