「パパ、行かないで!」小1の息子の涙で判明。PTAに熱心な40歳妻への「疑惑」
2024年中学受験割合は過去最多の18%超、2025年も
2025年1月になると、中学・高校・大学受験の入試に挑む学生たちにとって、いよいよ本番が近づく足音が聞こえる。1月半ばには大学の共通テストがあり、2月1日からは首都圏の中学受験の天王山だ。すべての受験者たちが、自分にとって最善の結果になることを心から祈りたい。 【マンガを読む】緊張する入学式。ママ友の子と同じクラスになれたけど… 首都圏模試センターは毎年中学受験のデータを発表している。2024年の中学受験の割合は、受験者数が減少したにも関わらず、過去最多の18%を超えていた。2025年も人口の減少に合わせて受験者数は減る可能性があるが、受験率は横ばいと言われている。中学受験という「挑戦」は素晴らしいし、より子供に合う学校を選びたいという気持ちは素晴らしいけれど、何より大切なのが「子供にきちんと向き合うこと」だということもわかる。特に、「親の期待」によって「優秀である」ことを求められると、その子のメンタルに大きな影響が及ぶこともあるからだ。 また、私立でも公立でも、学校が親にとってストレスになることもある。 PTAはボランティアで子どもと学校をつなぐ役割だが、そこでお金や恋愛のトラブルのニュースや人員不足による変化も少なくない。2024年の7月12日には、奈良県生駒市の小学校のPTA会長だった女性が、PTAの銀行口座から55万円を不正に引き出した疑いで逮捕された。岡山県内のPTAでつくる県のPTA連合会は2024年度末で事業をやめ、2025年3月に解散すると発表した。都道府県規模の連合会が解散するのは全国初の事例だと注目されており、PTAのあり方が問われていることは間違いない。 岡山の事例を皮切りに、2025年ほかの自治体でもPTA活動に変更が起こるだろうか。 キャリア10年以上、3000件以上の調査実績がある私立探偵・山村佳子さんは「PTA活動で出会った保護者同士、保護者と先生が、恋愛関係になる事例も多いです」と言う。 山村さんに依頼がくる相談の多くは「時代」を反映している。同じような悩みを抱える方々への問題解決のヒントも多くあるはずだ。個人が特定されないように配慮をしながら、家族の問題を浮き上がらせる連載が「探偵が見た家族の連載」だ。 2025年に注目される問題を表している実例を再編集するお正月SPの第1回は介護、第2回は妊娠・出産、第3回はお金とモラハラをお届けした。第4回はPTAについてお伝えする。 今回山村さんのところに相談に来たのは、43歳の竜也さん。「40歳の妻が夜中に家を出て行ったり、セクシーな下着を購入したりして、様子がおかしいんです。妻はむしろそんなことを嫌うほうだったのに……」と山村さんに連絡をしてきたのだ。 山村佳子(やまむら・よしこ)リッツ横浜探偵社の私立探偵、夫婦カウンセラー。JADP認定 メンタル心理アドバイザー JADP認定 夫婦カウンセラー。神奈川県横浜市で生まれ育つ。フェリス女学院大学在学中から、探偵の仕事を開始。卒業後は化粧品メーカーなどに勤務。2013年に5年間の修行を経て、リッツ横浜探偵社を設立。豊富な調査とカウンセリング経験を持つ探偵として注目を集める。テレビやWEB連載など様々なメディアで活躍している。