スマートウォッチで24時間血圧測定が可能に!健康管理の新しい可能性を示す「HUAWEI WATCH D2ウェアラブル血圧計」の実用性
近年はスマートウォッチやワイヤレスイヤホンを中心に、日本でも精力的に製品を展開するHUAWEI(ファーウェイ)。特にスマートウォッチは、バッテリー性能や高い耐久性、ゴルフといったワークアウトモードの充実から、多くのファンがいる。iPhone、Androidスマホのどちらでも接続できるのも、HUAWEIの強みだ。 そんなHUAWEIは、2024年12月6日に、血圧の計測ができる「HUAWEI WATCH D2ウェアラブル血圧計」を発表。血圧計測機能を搭載したスマートウォッチシリーズとしては2世代目となる。 初代モデルは、血圧計測ができるという話題性こそ先行したが、分厚く重いといった弱点もあり、スマートウォッチとしてはなかなか使いにくい部分も見られた。では、HUAWEI WATCH D2はどのように進化しているのか、詳細を見ていこう。
日本人の約3人に1人は高血圧!?
日本だけで見ても、約3人に1人は高血圧といわれている。そのうち約43%は、自分が高血圧という自覚も持たずに生活をしているとのことだ。確かに、高血圧の自覚がなければ、健康診断でもない限り、自分から血圧を計測しようと意識する機会は少ないように思う。 しかし高血圧は、放置していると脳卒中や心疾患のリスクが上がる、危険な状態でもある。そこで、「日常的に血圧を計測し、リスクマネジメントをしてみてはどうですか」という提案を行なっているのが、今回登場したHUAWEI WATCH D2というわけだ。 そのためHUAWEI WATCH D2は、血圧計測が必要な高齢者だけでなく、40代、50代といったビジネスパーソンにも使ってほしいとのことだ。
手首に巻いているだけで1日中血圧の計測ができる
血圧の計測ができるHUAWEI WATCH D2だが、重要なのは「自動的に1日中」計測ができるという点だ。前モデルでは、手動で血圧測定モードを起動する必要があったが、新たに自動血圧モニタリング機能を搭載することで、ユーザーが設定した時間間隔で、自動的に血圧の計測タイミングを知らせてくれる。 スマートウォッチが定期的に血圧の計測を促すため、忙しくて血圧を測定することを忘れていたといった事態が起こりにくくなる。血圧の計測は約1分程度と短いため、そこまでストレスになるシーンもないだろう。 血圧計測は腕を心臓の位置あたりまで上げ、リラックスした状態で行う必要があるため、どうしても計測できないシーンでは、自動計測をスキップして、後ほど改めて計測することもできる。計測は、座りながら、立ちながら、寝ながらなど、いずれの姿勢でも、停止している状態であれば可能だ。 1日中と紹介したように、血圧計測は就寝時にも行われる。寝相が悪い場合など、計測中に動いてしまった場合には、数値が計測できていないか、計測後のデータに、動きが検知されたため、正しい数値ではない可能性があるといった注意書きが表示されるとのことだ。また、睡眠時の計測は、圧迫や音で眠りを妨げないようにカスタマイズされている。 設定できる測定頻度は、15分、20分、30分、45分、60分。デフォルト設定では、30分間隔での自動測定となる。