スマートウォッチで24時間血圧測定が可能に!健康管理の新しい可能性を示す「HUAWEI WATCH D2ウェアラブル血圧計」の実用性
医療機器認定も取得したHUAWEI WATCH D2
血圧の測定ができるスマートウォッチというだけでもインパクトの強いHUAWEI WATCH D2だが、日本を含むさまざまな国と地域で、医療機器としての認定を受けていることも、重要なポイント。これにより、取得したデータは医療目的で利用できるようになる。 医療機器として認められるのは、日中の計測結果のみで、夜間、24時間計測のデータは、あくまで参考値となる。これは医療機器としての認定は、正しい姿勢で計測することが条件の1つにあるため、寝ながらの計測は認証が降りないとのこと。諸外国では夜間のデータも医療機器として認められているように、夜間の精度が落ちるというわけではないとのことだ。
包括的な健康管理の指標になるHUAWEIのスマートウォッチ
血圧計測機能という最大の特徴を持つHUAWEI WATCH D2だが、そのほかの健康管理機能についても、余念がない。 HUAWEIは2024年8月に、これまで搭載していたさまざまな健康管理機能を、統合して管理できるようになる「HUAWEI TruSense」を発表。HUAWEI WATHC D2にも搭載されている。 スマートウォッチでの健康管理機能といえば、心拍数や血中酸素レベルの計測、睡眠状態のモニタリング機能などが代表的だが、HUAWEI TruSenseではこれらのデータを掛け合わせ、より的確に健康状態を把握できるようになっている。 HUAWEI WATCH D2も心拍数、血中酸素レベル、ストレス値、皮膚温が計測でき、睡眠時には呼吸の乱れといったところまで検出できるようになっている。 ここに、他製品にはない血圧計測機能を掛け合わせることで、正確に身体の状態を把握できるようになる。医療機器認定を受けている血圧測定結果は、そのままデータを病院へ持ち込むこともできる。 つまり、定期的に行う健康診断の一歩手前で、自分自身で健康状態をチェックしておくという使い方ができる。
〝普通のスマートウォッチ〟としても優秀なHUAWEI WATCH D2
HUAWEI WATCH D2はディスプレイサイズが約1.82インチで、解像度480×408となる。一般的なスマートウォッチと考えても、大画面が特徴だ。 本体質量はベルトを除いて約40g。ベルトには血圧計測のためのパーツが備えられるため、重たくなることは間違いないが、エアカフの幅は前モデル比で約12%減、重さは約10%減と、普段使いもしやすいようにアップデートされている。 バッテリーは最大6日間持続する大容量で、毎日充電する手間がないのは魅力。ただし、血圧計測を30分ごとの自動計測に設定していると、持続時間は約1日となる。 そのほか、Bluetooth通話やワークアウトモードも利用可能。スマホへの接続はHUAWEI Healthアプリにて行う。 取材・文/佐藤文彦
@DIME編集部