「子育てに疲れた…」そんな時の《お疲れ回復メソッド》を経験者と一緒に考えてみた【体験談も】
子育てをしていると、お子さまが日々成長する姿に幸せを感じつつも、忙しい毎日に「とにかく疲れた」「ストレスがたまって限界」と感じることもあると思います。 やるべきことは次々にやってきて、思いどおりにいかないことも多いですよね。 それでも子育ては続いていくもの。 そこで、リカバリーに役立つ「お疲れ回復メソッド」を自身も子育てを経験しながら、現在は子育てをする家庭に向けた事業や情報発信に携わるお二人にご提案いただきました。 産後サポート事業を手がける渡邊大地さんと、ライフイベントと仕事の両立に悩む人に向けてコーチングを提供する佐伯早織さんです。 つらいと感じた時に、参考になさってみてください。
「子育てに疲れた」「つらい」と思うのはどんな時? 特につらい時期は? 先輩保護者の体験談
まずはベネッセ教育情報サイトが子育て中の保護者のかた約400名に向けて実施したアンケート結果をご紹介します。※ 「『子育てに疲れた』と思ったのはどんな時?」と質問したところ、一番多く挙がったのは「自分のペースで家事育児や仕事を進めることができない時」という項目でした。 また、「自分の自由な時間が取れない時」や「睡眠時間が十分に取れない時」「身近に家事や育児を手伝ってくれる人がいない時」を選んだ人も目立ちました。 育児に関わる時間が長時間になったり、思うようにいかなかったりすると、疲れを感じる人が多いようです。 仕事復帰のため、1歳前に保育所へ通わせ始めたころは大変でした。子どもがたびたび発熱し、そのたびに仕事を抜けなければならず……。職場は常に人員不足なので、自分が休んだり早退したりすると同僚に迷惑をかけてしまい、肩身が狭かったです。 (奈良県・よーさん 第1子は小学3年生) 子どもが1歳になるまでは「疲れた」の連続でした。母乳もオムツも沐浴も、初めてなうえに指導もほとんどなく、当然ですが子どもからレスポンスもないため、やり方が正しいのかどうかわからず、「私がこの手を滑らせたらどうなる?」と、毎日気が気じゃなかったです。 (愛知県・かつおさん 第1子は小学2年生) 第1子は眠りが浅く、少しの物音でも起きたり、幼稚園に入園してからは夜泣きが出たりして、とにかく夜の寝かしつけが大変でした。第2子もいたので、上の子が幼稚園に行っている間も寝ているわけにいかず……。近所に住んでいる実母の力を借りたかったですが、母も祖母の介護に追われていたので頼れず、毎日が眠気との闘いでした。 (山口県・まんまるままさん 第1子は小学4年生)