「子育てに疲れた…」そんな時の《お疲れ回復メソッド》を経験者と一緒に考えてみた【体験談も】
【回復メソッド3:意識的に「自分の時間」をつくる】 子育てでは、子どもを優先しなければならない場面が多く、自分の時間が置き去りになりがち。 そこで佐伯さんは、毎日少しでも自分が満足できる時間を取っているそうです。 やるべきことがたくさんあるなかでも、あえてゆったり過ごしてみることで疲れの回復が期待できます。 佐伯さん:私は子どもが寝たあとに、自分の好きなホットドリンクを飲むのが好きでした。 温かい飲み物をゆっくり味わうと心がほぐれて、自分を取り戻せる気がしましたね。 「子どもが寝たら家事をしなきゃ」「ほ乳瓶を洗わなきゃ」などやるべきことはたくさんありますが、休むことを自分に許してあげてもよいのではないでしょうか。 短時間でも子どものお世話をパートナーや他の人に任せられるなら、1人で外出するのもおすすめです。 私は、出産後初めて1人で散歩した時、「自由だ!」と感動しましたよ。 渡邊さん:僕の妻は子どもたちが小さかったころ、韓流ドラマのDVDをたくさん借りてきて子どもを抱っこしながら見たり、ちょっとぜいたくなスイーツを買ってきて楽しんだりしていました。 また最近お客さまから聞いたのは、「高級冷凍食品を常備しておき、子どもが寝てからゆっくり味わう」というストレス解消法。 自分が好きなこと・好きな食べ物で満たされる気持ちを大事にしたいと思います。
【回復メソッド4:周囲の人の手を借りる】 ちょっとした悩みでも、「誰にも相談できない」と感じるとストレスが募りやすいもの。 佐伯さんは、「パートナーなどにイライラを吐き出すだけでもスッキリするけれど、身近な人に相談しづらければプロの手を借りてもよいのでは?」と提案します。 佐伯さん:各自治体には子育ての相談ができる支援センターもあるし、電話相談ダイヤルなどを利用してもいいですね。 有料の場合もありますが、コーチングやカウンセリングのサービスを利用する方法もあります。 各自治体の児童館で、子育て支援員に話してもよいと思います。 初対面の相手のほうが話しやすい場合もあるので、利用しやすそうなサービスを探してみてはいかがでしょうか。