【自動車 オブ・ザ・イヤー】クルマ部門の大賞は「日本が誇る究極のマルチパーパスカー」に決定!注目車ベスト6
【乗り逃し厳禁 大賞】登場から16年経った今も進化を続ける「日産 GT-R」
日産/GT-R ニスモ ¥28,650,600 新型は電動化とのウワサもチラホラ。ガソリンならではの走りをGT-Rで楽しむ贅沢は今のうち。GT-Rニスモは30psアップの600psというモンスターマシン。専用タービンなど、内燃機ならではのチューニングは見逃せない。[ 全長×全幅×全高=4700×1895×1370㎜、エンジン=V型6気筒DOHC、総排気量=3799㏄、エンジン最高出力=441kW/6800rpm ] 「エンジンパワーはそのままに、マフラーなどを変更して最新規制に合わせたのはさすが。車室内に擬似音を流して、牙を抜かれた感は皆無。シャシーなどを煮詰め直してさらにフラットに走れるようになったのには驚きました」(橋本) ■さらにスパルタンに! 内装も赤ステッチなどでニスモらしさを演出。カーボンシェルのレカロシートも専用となって、車両とドライバーの一体感を高めている。
【大賞】軽ワンボックスの使い勝手のよさにオフロード性能をプラスした日本が誇る究極のマルチパーパスカー
三菱/デリカミニ T Premium 4WD ¥2,238,500 昨年5月の発表から快進撃を続ける、SUV風のハイト系ワゴン。グレード体系も自然吸気のG系とターボのT系とわかりやすく、それぞれにFFと4WDが用意される。快適装備だけでなく、安全装備もかなり充実している。[ 全長×全幅×全高=3395×1475×1830㎜、エンジン=直列3気筒DOHC、総排気量=659㏄、エンジン最高出力=47kW/5600rpm、モーター最高出力=2.0kW/1200rpm、燃料消費率(WLTCモード)=17.5㎞/ℓ ] 「ここ数年で明らかに質が上がっているのが三菱のデザイン。その真骨頂がデリカミニだ。eKクロススペースベースを感じさせない個性的なマスクはさすが。見た目だけでなく、オフロード性能も高めているのは三菱らしいところ」(近藤) ■大人4人でも楽々移動可能 車内の各寸法はベースのeKクロススペースと同じなので広大だ。シートは専用の撥水生地を採用していて、アウトドアでも大活躍。 ■走りもデリカD:5譲り 4WD車は専用チューニングやタイヤの大径化で、悪路走破性を高めている。見た目だけでなくて、実際に頼もしいのも人気の秘密だ。