【自動車 オブ・ザ・イヤー】クルマ部門の大賞は「日本が誇る究極のマルチパーパスカー」に決定!注目車ベスト6
三菱デザインの勝利! 発売と同時に大ヒット
近藤 問題になった納期の長期化はひと段落して、新車もコンスタントに出た一年でした。しかも個性派揃い。なかでも世帯ありの普及率が50%を突破した軽自動車は、もうネタが尽きたかと思いきや、三菱 デリカミニはさらなる可能性を見せてくれましたよね。 まるも 実は日本カー・オブ・ザ・イヤーで満点を入れたぐらい気になったクルマです。歴代デリカのエッセンスをうまく採り入れたフロントマスクが特徴で、ヘッドライトはミリ単位で角度を調整して、やんちゃ坊主顔を作り上げたりして、こだわりがいっぱい。 橋本 デザインチェンジだけでここまで話題になったのはすごいことだと思うよ。「デリ丸。」を使ったCMとか、クルマに興味がない人も振り向かせた手法というのも素晴らしい。 まるも 私もデリカミニの化身、「デリ丸。」はとてもお気に入り。 近藤 見た目だけじゃないのがデリカミニという三菱のすごいところ。 橋本 4WDは足まわりなどを変更して悪路にも対応しているからね。 まるも タイヤサイズも変えて走りもデリカらしさを追求していて、本家デリカD:5の開発担当者も加わって、テストコースでオフロードの走りも追求したというから熱意がすごい。近藤 性能やデザイン、キャラ使いなど、大ヒットなのも納得ですね。
取材・文/近藤暁史、安室淳一、山下晃和 撮影/山本佳吾
MonoMaxWeb編集部