【自動車 オブ・ザ・イヤー】クルマ部門の大賞は「日本が誇る究極のマルチパーパスカー」に決定!注目車ベスト6
【運転が楽しいSUV 大賞】スポーツカーのDNAが注入されたデザイン「ホンダZR-V」
ホンダ/ZR-V e:HEV X(FF) ¥3,399,000 ヴェゼルよりもひと回りほど大きい中型SUV。ガソリンとハイブリッドのe:HEVの2本立てで、FFと4WDの2タイプが用意される。インパネやシートなど車内の質感も上々。300万円台からという価格帯も魅力のひとつ。[ 全長×全幅×全高=4570×1840×1620㎜、エンジン=直列4気筒DOHC、総排気量=1993㏄、エンジン最高出力=104kW/6000rpm、モーター最高出力=135kW/5000-6000rpm、燃料消費率(WLTCモード)=22.1㎞/ℓ ] 「SUVで好印象だったのはZR:V。なかでもe-HEVが生み出すダイレクトな走り味がよかった。ハイペースで走っても車高のあるSUVとは思えない懐の深さがあるが、街乗りだと乗り味の硬さがある。乗り味を最優先するならガソリンがおすすめ」(橋本) ■セダンライクな作り スポーティなイメージだけに、インパネのデザインもかなりソリッド。シビック譲りのパンチング加工が施されているなど個性的だ。 ■質感重視の室内空間 車高はそれほど高くはないので乗降は楽にできる。気になるリアシートのスペースは余裕があって、ゆったりと座ることができる。
【予想を超えた進化 大賞】デザインを刷新し衝撃を与えた「トヨタ プリウス」
トヨタ/プリウス Z(プラグインハイブリッド車 2WD) ¥4,600,000 5代目となったプリウス。ハイブリッド車の普及で存亡が危ぶまれたが、デザインや走行性能などを一新。ハンマーヘッドデザインと爽快でシャープな走りには驚かされた。内装もコックピット感重視の先進的なデザインとなった。[ 全長×全幅×全高=4600×1780×1430㎜、エンジン=直列4気筒DOHC、総排気量=1986㏄、エンジン最高出力=111kW/6000rpm、モーター最高出力=120kW、燃料消費率(WLTCモード)=26.0㎞/ℓ ] 「低い姿勢と流麗なルーフラインのデザインがかっこよくて、PHEVの加速は気持ちよすぎるし、乗り心地もとてもいい。個人的にはレザーでアイボリーとかキャメルの内装が出たらさらに素敵だと思います」(まるも) ■EV走行性能も進化 外部からバッテリーに充電できるのはプラグインのメリット。最大で105㎞もEV走行が可能だ。充電時間も普通充電で4時間半ほど。