小池都知事が定例会見1月21日(全文1)感染をとめる、社会はとめない
見回り部隊は24日から始動
それから2番目が85%ということについてですけれども、その根拠は国が昨年の10月に夏の感染拡大を受けて都道府県に対して最大病床稼働率8割という、8割以上にすべしということを、保健・医療提供体制の構築ということで指示があったところであります。都ではそこで8割以上のところを85%として国に報告をいたしております。今、申し上げましたように、1月24日にレベル3の病床の数、稼働についての体制確保をお願いしているところであり、これらをにらみながら現在の医療機関と連携を取りながら進めているということです。 それから3点目でありますけれども、今回、営業時間や酒類の提供停止の要請をこれで何度目になるんですかね、本当に、協力金は支給しますけれども、ご協力くださいということでそれぞれの認証店を含め、というか飲食店に対してお願いをしているところでございます。幸いこれまで認証店の皆さま方には大変ご協力もいただき、かつ、コロナ対策リーダーを決めていただいて、その約12万に店数としてなりますけれども、そういったコロナ対策リーダーに逐一こういうことで変わりますよ、何時までにどうしてください、協力金の支給はこういう形で進めますよという、そのような都と直接つながっているのが、ある意味、心強いところではあります。丁寧に協力を求めてまいります。 ただ、一方で時短の要請に応じない飲食店に対しては、これまでもこのような、まん延防止とか法律に基づいてお願いをしているような段階のときにずっと見回りといいましょうか、そういう部隊を出してまいりました。個別要請、命令に向けた手続きの厳正な実施について、これはこちらの職員をはじめとする見回り部隊は24日から始動することになります。ぜひともご協力をお願いしたいと、このように思います。
1月24日にもう6919体制になるのか
朝日新聞:ありがとうございます。すいません、1月24日に、もう6919体制になるということでいいんですか。 小池:ええ。それに向けて各医療機関にお願いをしていますが、今申し上げましたように、ただ数字を重ねるというのではなく、お1人お1人にご家族がいたり、病状によっては厳しいところを、病棟もしくは病室を移るだけでもいろいろ説明が要るわけですよね。こうこう、かくかくしかじかでご協力をお願いしますということで、ご家族にもそれらの旨を伝えながら進めていくという、医療機関の皆さま方には現場での大変な取り組みに加えて、そのような手続きを踏んでいただいております。 朝日新聞:85%稼働というのは実現する体制はすでに整っているという理解でいいかどうか。 小池:その方向に向けて、それぞれのところでご努力いただいております。 朝日新聞:今後、それも進めていく課題だということですか。まだ体制は整いきってないという。 小池:いや、そういう体制の問題もさることながら、今は大変多くの方々との入院手続きであるとか、それからそれぞれの病状、状況によってご自宅でとか、そういったことも別部隊で進めてはいるわけでありますけれども、その体制はしっかり整えていくという、その方向に向かって進んでいるということです。 朝日新聞:分かりました、ありがとうございます。それでは各社の質問に移りたいと思います。質問のある社は挙手の上、知事の指名を受けてから社名、氏名を名乗った上でよろしくお願いいたします。それではよろしくお願いします。 【書き起こし】小池都知事が定例会見1月21日 全文2に続く