小池都知事が定例会見1月21日(全文1)感染をとめる、社会はとめない
「家族で守ろう10の約束」で対策の確認を
ご自宅で療養されるときの留意点、困ったときの連絡先などもまとめてありますので、こちらのほうをご参考にしていただくのと、これを全部読み込むのは、ぜひお願いしたいんですが、ポイントはこちらの「家族で守ろう10の約束」という、こちらの1枚紙。これを冷蔵庫などでマグネットにぽんと押さえていただくなどして、活用していただいて、あらためていま一度日々の対策をご確認いただきたいと。 それから3点目で企業の皆さまですけれども、あらためて従業員の方々の感染機会を減らす取り組みや、点検徹底、これをお願いいたします。BCP、事業継続計画を策定、再点検を行って、早め早めに適用をお願いいたします。都におきまして、発熱相談センター、こちらのほうに熱がある、調子が悪いというようなことでご連絡をいただいておりますけれども、もうすでに発熱相談件数、きのうの時点で1日で5000件を超えているんですね。これと陽性者数というのはだいたい相関関係というか、比例していきますが、大変多くのご連絡をいただいておりますが、150回線へ増設をいたしまして、相談体制を拡充いたしております。発熱検査などについて、それぞれの相談窓口がありますので、ご相談や、こちらです、ご質問など、お寄せいただければと。またこれらのことを拡充して受け止めてまいります。 感染が不安な方は検査をお受けください。発熱、そして喉の痛みなどの症状がある方は、早めに医療機関の受診をお願い申し上げます。これまでも何度か申し上げていますけれども、経口薬も出てまいりました。抗体カクテル、オミクロンにも早いと効くといわれておりますので、ぜひ、まず受診していただくということがポイントになってまいります。
「TOKYOスポーツレガシービジョン」を作成
「感染をとめる、社会はとめない」ということで、社会活動の基盤を維持していく。そのために都民の皆さま、事業者の皆さま、行政、一体となって取り組んでまいりたい。皆さまにご負担をお掛けすることとなりますけれども、もう何度も何度も、またかっていうお声があるかとは思いますけど、しかしながら病床の確保であったり、それからお体の具合が悪いという方、数が今、増えていることは事実でございますので、引き続きのご協力をよろしくお願い申し上げます。 それから2つ目であります。「TOKYOスポーツレガシービジョン」を作成したので、お知らせをいたします。このビジョンは、東京2020大会の成果を東京のスポーツ振興に生かして、都市に根付かせていく姿を示すもので、まず都立スポーツ施設の戦略的な活用、それからパラスポーツの振興など、合わせまして7つの主な取り組みとして取りまとめたものです。 都は大会を機に新しいスポーツ施設の整備、また既存の施設のバリアフリー化などを進めてまいりました。さらに今後、有明の仮設施設を都市型スポーツの場といたしまして整備をいたします。また、パラスポーツトレーニングセンター、こちらも初めて設置をいたしますし、東京のスポーツインフラというのは、これで大幅にバージョンアップすることになります。 これら18の施設、それぞれ特性があります。この特性を生かして、相互に連携しながらスポーツ大会だけではなく、文化、そしてエンターテインメントなど、幅広い活動の場とするなど、そのポテンシャルを最大限発揮していくというものです。 また、順次再開業する新しい施設、公共の施設でありますけれども、すでに数多くの、こっちか。こちらにずっと、もう予約、予定が入っているということで、多くの大会が予定されておりまして、都民の皆さまに親しまれる施設となるように最大限活用をするということです。 大会で脚光を浴びたパラスポーツですけれども、パラリンピックで大変盛り上がりました。それをさらに高めて、パラスポーツを誰もが楽しみ、観戦をし、交流するための具体的な取り組みを示しております。障害の有無にかかわらず、共にスポーツを楽しむことを通じて共生社会の実現を目指すというものです。 最新の調査でございますが、都民のスポーツ実施率ですね、これが68.9%に上がっております。都は、これからも都民がスポーツをする、見る、支える。そういう環境を整えまして、都民の日常にスポーツが溶け込んだ、スポーツフィールド・東京の実現に取り組んでまいります。オリ・パラ局が担当をいたしております。