大阪市・松井市長が定例会見7月12日(全文1)ワクチンさえあれば、もっと早くいけますよ
集団接種の中止という判断に至った理由は
朝日放送テレビ:朝日放送テレビの辻村と申します。今回の決定の選択肢として、集団接種を一定規模残すという選択肢も考えようによってはあったのかなと思うんですけれども、今回は完全に集団接種の受け付けを8月2日以降、中止するという判断に至った理由というのを教えてください。 松井:いや、個別接種のほうが、ニーズが高いからです。かかりつけ医に打ってもらいたいという意識が一番やっぱり優先されているんでしょう。今、集団接種会場での予約状況等々と、それから個別接種での予約状況を考えますと、圧倒的にやっぱり個別接種が多いですから。やはり接種される、希望される皆さんもいつも診ていただいている近所のお医者さん、町のかかりつけ医が一番安心して接種できるというようなお声がありますので、じゃあワクチン量が限られている中でどちらを残すのかと言われれば、やっぱり個別接種を残したほうがいいんじゃないかなという判断をいたしました。 朝日放送テレビ:ありがとうございます。あとすみません、すごい細かいんですけども、資料を見る限りで言いますと、7月19日以降に個別接種の医療機関のほうも1回目の予約接種を再開することができるっていう認識でこれはいいんでしょうか。ちょっと細かいんですけど。 松井:今日現在で大阪市内の、これはもう各個別接種会場への在庫等を計算しますと約20万回、今日現在で20万回の在庫があります。で、7月の12日から7月の18日の週で、これは第1回目の予約を受け付けてませんから、この間、1週間。2回目の接種をされる方々の数が約17万、そうですね、17万の方々がこの12日から18の週で第2回目の接種を受けられるということです。
8月1日まで運営してから休止か
今、この19日の週には、約、だから12日から19日の週には18万2000の国からの供給がありますんで、これを各個別接種、集団接種会場にそれぞれ割り振ると個別で約12万回か、接種できる体制を取っていただければ、一度目だろうが、二度目だろうが、その回数の中で接種ができるという、そういう形のワクチンを配送できるということを、われわれ考えました。ですからワクチンの総量を考える中で、ピーク時、6月28日の週のピーク時の7割程度の接種を8月までやっていただいてもワクチンが枯渇すると、マイナスになると、足りないということにはならないと、こう判断しています。 朝日放送テレビ:ありがとうございます。もう1点だけ。またこれも細かいんですが、集団接種を基本的に休止するのが7月26日の週と書いているんですけれども、これは厳密に言うと、次の日曜日、8月1日まで運営してから休止するという認識でいいんでしょうか。 松井:そうです。ただ、最後のもう1週間は予備日、予備週として接種できるような体制をつくってはいきます。 朝日放送テレビ:ということは8月1日で基本的には休止で、その次の2日から8日までが予備の日という認識? 松井:そうです。 朝日放送テレビ:ありがとうございました。 司会:次の質問をお受けします。関西テレビさん。