大阪市・松井市長が定例会見7月12日(全文1)ワクチンさえあれば、もっと早くいけますよ
個別は区の集団接種に合わせる形か
関西テレビ放送:インテックス大阪での接種の場合は8月2日から、60歳から64歳の制限の方になると思うんですけど、個別の場合は今まで区の集団でやってたところにのっとっていくっていうことですか。 B:はい。個別は集団と合わせた形でお願いをしております。 関西テレビ放送:もう1点なんですけども、市長が今まで接種体制を強化されてきて、なるべく多く打てるようにということでされてきたと思うんですけれども、それに対して、接種体制は整っているのに供給が少なくなっているこの現状について今どう思われてるかをあらためてお願いします。 松井:僕は先日、官邸に、総理に、これは万博のことで要請行きましたけども、ワクチンのお話もさせていただきました。そのとき僕は、大阪市では週30万超える接種体制整えてるので、なんとか早くワクチンを欲しいと、量を欲しいということも申し上げたんですけども、なんせ、もう皆さんご存じのように国産ワクチンではありません。このワクチンっていうのは輸出するときに、例えばファイザー、モデルナ、両方ともかな。ヨーロッパの工場で作ったものは、ヨーロッパを出すときにEUの議会の承認まで要るらしいです。そこがなかなか、やはり自国優先というか、ヨーロッパ優先で、なかなか大量に輸出の枠を広げてもらえないというのが現実らしい。 だから、もうそのときも言いました。日本中が接種体制強化してますから、どんどん契約したワクチンを前倒しで輸入できませんかねということも言いましたけども、そこは政治的な、外交上の政治的なものもあってなかなか難しいらしい。だから契約としては日本で2億数千回かな。日本国民全員の希望者が二度接種できる契約っていうのはメーカーと、製造、モデルナ、それからファイザーね。メーカーとできてるけども、要はそこから輸入してくるためにはさまざまなハードルがあると。そういう中でやはり、今われわれが示させていただいてますけども、11月までの間に分割してワクチンが入ってくると。だからそのワクチンが入ってくる、分割されて入ってくるその量と時期に合わせるしか、今度は接種体制をそれに合わせるしか、これは接種ができないということです。 【書き起こし】大阪市・松井市長が定例会見7月12日 全文2に続く