大阪市・松井市長が定例会見7月12日(全文2完)センスが悪いというか、反発ばかりが大きくなる
大阪市の松井一郎市長は12日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「「ワクチン接種計画見直しでも、11月末までに希望者にできる」大阪市・松井市長(2021年7月12日)」に対応しております。 【動画】「ワクチン接種計画見直しでも、11月末までに希望者にできる」大阪市・松井市長(2021年7月12日) ◇ ◇
不安に思う市民に対しての呼び掛けを
関西テレビ放送:今回、区の集団接種会場が停止になるということで、市民の方としても、場所、選択肢が減るんじゃないかとか、新規の予約ができないんじゃないかという不安を持たれる方もいると思うんですけども、いま一度、不安に思われる市民の方に対して呼び掛けをお願いします。 松井:本当に市民の皆さん、早くワクチンを打ちたいという希望をされている方が多数いらっしゃることは重々われわれも分かっておりますけれども、現在の国からのワクチンの供給量の全体像を見ますと、これから、6月までは1億回分、国全体で。今度、7月から9月までで7000万回分。これを各都道府県で、人口割りでワクチンを分割するわけです。そういう形になりますと7月から9月の間は、われわれ、2週間で18万回のワクチンの供給しか、大阪市の分としては供給されないわけですから。その中でなんとか市民の皆さんに混乱なく接種いただこうと思うと、ある一定、接種体制の、今の接種能力というものをちょっと下げさせていただくしかありません。 今、大阪市内では約1700件の個別の診療所が接種をいただけるということになっておりますので、ワクチン量が限られている中で集団接種会場というものをいったん止めさせていただいて、市民の皆さんにはかかりつけの、皆さんのお住まいの近所の身近な診療所でワクチンを接種いただきますようにお願いをしたいと思います。 司会:次の質問をお受けします。NHKさん。
配送の基準はあるのか
NHK:NHKの西澤です。個別接種の接種能力は、配送量から言うとおおよそ20万回程度は少なくともあると思うんですけれども、9万回とか10万回まで配送量が減ったときにどのように、希望を出されると思うんですけど、各医療機関。どういうふうに配送をしていくのかっていう基準はあるんでしょうか。 松井:いや、ですからこれをどこかだけを多くということはもうできませんので。市民の皆さんに広く接種いただくためには、やっぱりどこかのエリアだけワクチンを多く供給するということは、これはできませんので、1700も個別接種をしていただいている診療所っていうのは大阪市内に広く広がっていってますから、ですからワクチンの週当たり20万回は十分個別で接種できる体制はあるんですけれども、週辺りに提供できるワクチンは9万回分ですから。ですからピークのときと比べて約50%の予約というものをお願いしたいと思っています。 NHK:それはなんらかの形で医師会に何か通知をされたりとか。 松井:もう今日中に医師会の皆さんにワクチンの、これから年末までの総量、こういう形で国から支給される見込みです、これも。見込みなので、個別接種をいただいている各診療所においては、簡単に言うと7月の5日から11日まで、6月の28から7月7日、7月の5日から7月11日、この間の接種いただいている総量の半分程度に予約を抑えてもらいたいというふうなお願いになります。これはちょっと7割から、その週によって7割、4割、5割といろいろ変わってくるんで、その辺は各診療所に丁寧に要請が行き届くように医師会と協議をさせていただきます。