大阪市・松井市長が定例会見7月12日(全文1)ワクチンさえあれば、もっと早くいけますよ
大阪市の松井一郎市長は12日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「「ワクチン接種計画見直しでも、11月末までに希望者にできる」大阪市・松井市長(2021年7月12日)」に対応しております。 【動画】「ワクチン接種計画見直しでも、11月末までに希望者にできる」大阪市・松井市長(2021年7月12日) ◇ ◇
当面のワクチン配送計画
司会:それでは市長定例記者会見を開始します。市長、よろしくお願いいたします。 松井:新型コロナワクチンについてです。大阪市では今後のファイザー製のワクチンの供給量の見通しが立たず2回目の接種ができない可能性があったことから、集団接種および個別接種について、本日7月12日の週以降の1回目の接種を一時休止ということとさせていただきました。これに伴い、市民の皆さん、接種をご協力いただいた医療従事者や関係者の皆さまに、この間、混乱を招き、大変ご迷惑をお掛けしました。 このたび国より7月、8月のファイザー製のワクチンの供給量の見込みが示されたことを受け、当面の配送の計画についてお示しをいたします。7月19日の週と26日の週はピーク時である6月28日の週に配送した量の7割程度を配送することとし、以降はワクチンの供給量に応じて配送をいたします。各医療機関におかれましては、確定したワクチンの配送量に応じて、1回目、2回目を含めた予約の調整を行っていただきますようにお願いをいたします。
11月末までに希望する全市民への接種が可能
各区に設置をいたしました集団接種会場については、個別接種における集団の接種能力が国からのワクチンの供給量を上回る見込みであることから、7月26日の週をもって2回目の接種も基本的に休止といたしますが、2回目の接種を終えていない方の受け皿といたしまして、8月2日の週を予備期間として設けます。また、個別接種については先ほども申し上げたとおり、7月19日の週と26日の週が、ピーク時である6月28日の週に配送した量の7割程度を配送することとし、8月2日の週についてはピーク時の4割程度、8月16日の週以降の8月中は5割程度、配送をいたします。 なお、ファイザーとモデルナのワクチンを合わせた供給量の見込みを計算しますと、国が示す供給ベースによっても11月末までに希望する全ての市民の方への接種が可能と考えます。また、大規模接種センター、インテックス大阪会場は今まで接種権が届いた市民であればどなたにでも予約を受け付けていましたが、集団接種を休止することに伴い、8月2日以降の接種からは基礎疾患を有する方や高齢者施設等の従事者、60歳から64歳の方を優先して受け付けることといたします。その後、予約状況を見ながら保育所や児童福祉施設等の従事者、幼稚園・小学校等の教職員、50歳から59歳の方に優先枠を広げていきたいと考えています。 新型コロナが収束をし、市民の皆さんが一日も早く安心した暮らしを取り戻せるように、ワクチン接種の早期の完了に向け取り組んでまいりますので、引き続き医療従事者の皆さん、関係者の皆さんのご協力をよろしくお願いいたします。僕からは以上です。 司会:それでは質問をお受けします。必ずマイクを通しまして社名と氏名をお名乗りの上、ご質問をお願いします。質問は市政関連のみでお願いします。では幹事社の日経新聞さん、お願いします。