ミズノの伝統と革新を表現した一足 「ウェーブプロフェシーモック」のこだわりや魅力に迫る
見た目は革靴ながら履き心地は完全にスニーカー
スニーカーとしての機能にこだわったことから「ミズノ」が持つテクノロジーが詰め込まれているが、その機能性について国井さんはこう続ける。
「ローファータイプのアッパーはシュータン部分と履き口が一体になるため、フィッティングが良くても構造的にかかとが抜けてしまうことが多いので、それを防ぐために『ミズノ』のランニングモデルである『スカイメダル』シリーズで使われた構造をインナーとして取り入れ、スタイリッシュなデザインを保ちながら、フィット感と快適性を両立させています。
またツーリングには先ほども説明したように『ミズノウェーブ』の進化系ユニットである『インフィニティウェーブ』を採用しています。これは『ミズノ』が独自に開発した『ウェーブプロフェシーソール』で、空洞のあるインフィニティ構造のプレートを採用することでシューズに求められる安定性とクッション性を両立しています」
機能に関しては「ミズノ」の革新的なテクノロジーが、これでもかというほど搭載されている。ここで、国井さんはひとつ面白い裏話を語ってくれた。
「前回の『ウェーブプロフェシーモック』にも白いシューレースがスペアでついていました。これは一目、違和感を覚える人も多かったと思います。ただこれには“私たちミズノは、革靴に関しては白帯(初心者)です”という意味合いとDIY感を込めていて、あえて白いシューレースをつけたと聞いています」
スポーツ用具メーカー「ミズノ」のアイデンティティが込められる
今回の第2弾は秋冬らしいスウェード素材が基調となっている。そこに関しても国井さんはこう答えてくれた。 「前回はブラックの1色展開でしたが、今回は秋冬らしいスウェード素材を使って、あえてブラックではなく、季節感のあるトープとブラウンが展開されました。シーズナルっぽいものという意味合いで、機能的には前回と変わっていませんが、素材がスウェードになって、色が変わるだけでずいぶん印象が変わりましたね」 「ウェーブプロフェシーモック」の魅力について、国井さんはこう続ける。