周冠宇「久しぶりにトップ10近くで戦えた。僕のペースで可能な最善の結果」:キック・ザウバー F1第22戦決勝
2024年F1第22戦ラスベガスGPの決勝レースが行われ、キック・ザウバーの周冠宇は13位、バルテリ・ボッタスは18位でレースを終えた。 【写真】2024年F1第22戦ラスベガスGP バルテリ・ボッタス(キック・ザウバー) ■周冠宇(ステークF1チーム・キック・ザウバー) 決勝=13位(50周/50周) 13番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ハード 僕としてはいいレースができた。トップ10に近い中団グループの中で戦えたのは久しぶりのことで、ようやくチャンスらしいチャンスに恵まれた。特に前方であまりドラマがなかったことを考えれば、僕のペースで可能な範囲では最善の結果を残せたと思う。ともあれ、この週末の僕らのポジションまで浮上できたことには勇気づけられる。これは一歩前進であり、自信を与えてくれるものだ。次戦のカタールへ向けて、望みが持てそうな感じになってきたよ。 ■バルテリ・ボッタス(ステークF1チーム・キック・ザウバー) 決勝=18位(49周/50周) 19番グリッド/タイヤ:ハード→ミディアム→ハード まず最初に、今夜タイトル獲得を決めたマックス(・フェルスタッペン)におめでとうと言いたい。この華やかな場所は、お祝いにはもってこいだ! 僕自身に関しては、期待していたほどタイヤが持ってくれず、とてもタフなレースだった。最初は1ストップの計画だったけど、実際にはどう考えても2ストップでなければ最後まで行けそうになかった。ハードでスタートして1ストップの戦略で行けば、アドバンテージが得られるかもしれないと考えたが、予想が外れてその戦略は機能しなかったんだ。ペースから言っても順位を上げていくのは難しく、周(冠宇)をサポートするチームプレイに専念した。とにかくコース上では厳しかった。 でも、クルマは少しずつ進歩しているようだから、シーズン終了までの残り2戦は、もっといい週末になればと思っている。 [オートスポーツweb 2024年11月26日]