困窮していた15歳年下妻が妊娠しない…投資マンション所有の49歳夫が抱いた疑惑
マッチングアプリで15歳年下の女性と再婚
「浮気疑惑はありますが、とりあえず、話を聞いて欲しいんです」と恭史さんから連絡があったのは、平日の朝9時。夕方にカウンセリングルームに来てくださいました。 恭史さんは、49歳の実年齢には見えず、若々しい容姿をしていました。趣味はゴルフとサーフィンで、真っ黒に日焼けしている。仕事は不動産関連会社で営業職として勤務しており、離婚歴があると話していました。 「嫁とは4年前、コロナ禍にマッチングアプリで知り合って結婚したんです。前のカミさんの間に子供がいなくて、両親から“孫の顔が見たい”と言われていたんです。僕もそろそろ落ち着きたかったし、条件も体の相性も合うので、入籍しました」 少子化社会の報道が連日のようにされています。2024年11月22日に厚生労働省が発表した人口動態総覧によると、2023年10月から2024年9月までに生まれた子供の数は約73万人で、前年同時期と比べても4万余り減少しているとのことでした。 「嫁は15歳年下なので、当時30歳だったんですね。若くて可愛い上に“日本のために、子供を作ろうね”とか“私たちの子供なら絶対に可愛いよね”と言ってくれたんです」 妻は、当時、派遣社員として勤務しており、コロナ禍で仕事が止まってしまいました。日本は正社員の雇用が手厚く守られていますが、派遣や契約社員などは簡単に解雇できてしまう。当時の妻の恐怖はどれほどだったかと推察してしまいます。 「15歳年上の俺と結婚するんだから、経済的な不安が背景にあったとは思いますよ。でも、僕は持ちマンションに住んでおり、投資用物件を複数持っている。嫁さんと子供くらいは食べさせることもできるし、私立の学費も余裕で払えます。そういうことも結婚の条件だったとは分かっていました」
奨学金で大学を卒業、その返済でバイトも
妻は地方出身で親子関係が複雑、実家との関係は薄かったそうです。奨学金を借りて大学を卒業しており、返済額から給料を引くと、手元に12万円しか残らず、スナックで夜のバイトをしていました。 「そんな子だから、最初の頃は本当に可愛かったですよ。2000円のランチを奢ったら、驚かれましたし、5万円のネックレスで腰が抜けるほど驚いていた。最初はお互いにマスクをしながらのデートで、ろくに顔も見ていなかったのですが、“この子でいいかも”と結婚したのです」 この時に、妻が抱えていた奨学金という名の借金を返済してあげたと言います。金額は約230万円。これに妻は感謝し、妊活のためにも専業主婦になったそうです。 「当時、毎月、夫婦の営みを持っているのに妊娠しない。子供が欲しいのに“また生理が来た”と言われ、ガックシですよ。嫁も2年間妊娠しないので働きに出ることに。僕も忙しいのですが、その後も排卵期だけはすることにしていました」 妻の新しい仕事はIT関連会社の正社員。元々整った顔立ちをしていたのですが、出会ったころは長い困窮生活で痩せていたそうです。恭史さんと結婚してからいいものを食べるようになり、元気になったそうです。 「妊娠にいいものを食べさせていたんですよね。でも兆候さえないんですよ」