困窮していた15歳年下妻が妊娠しない…投資マンション所有の49歳夫が抱いた疑惑
9月までの年間出生数は73万人弱で右肩下がり
厚生労働省が11月22日に発表した人口動態統計によると、2023年10月から2024年9月までの1年間に生まれた子どもの数は、72万9142人だった。前年の同時期は76万9748人で、統計を取り始めてから最小の数だと話題となったが、さらにそれを下回る数字となっている。 【マンガを読む】結婚は人生の墓場?女友達の飲み会から帰った妻が聞いてしまったこと かたや、こども家庭庁の発表では、虐待を受けて死亡した子どもの半数近くは0歳児で、予期せぬ妊娠や困窮により、こどもの命が絶たれている例もある。 そこで重要になってくるのが、産みたいと思う人が産みやすい社会にすることと、望まぬ妊娠をなくすことではないだろうか。 2024年10月29日、東京都は望まない妊娠を防ぐため性交後72時間以内に服用する「緊急避妊薬(アフターピル)」を処方箋なしで購入できる試験販売を再開した。9月24日に一時休止して以来、約1ヵ月ぶりの再開だ。東京都が中断していた理由は「研究計画変更に伴う準備のため」とのみ伝えられていたが、その間にも必要とする人を支えることができないということになっており、販売再開を待っていた声も多い。女性の身体にとっての産みたい・産みたくないという権利を尊重するという意味でとても重要だろう。 キャリア10年以上、3000件以上の調査実績がある私立探偵・山村佳子さんは「夫が妊娠を望んでも、ハラスメントなども含め、妻はそうではない可能性も多くあります。特に今はアプリなどで出会い、“結婚のための結婚”をする夫婦が増え、それが浮気の原因になることもあるのです」と言う。 山村さんに依頼がくる相談の多くは「時代」を反映している。同じような悩みを抱える方々への問題解決のヒントも多くあるはずだ。個人が特定されないように配慮をしながら、家族の問題を浮き上がらせる連載が「探偵が見た家族の肖像」だ。 今回山村さんのところに相談に来たのは、恭史さん(仮名・49歳)だ。「15歳年下の嫁が外泊とか地方出張とか繰り返しており、浮気している可能性があるんです」と山村さんに連絡をしてきた。 山村佳子(やまむら・よしこ)私立探偵、夫婦カウンセラー。JADP認定 メンタル心理アドバイザー JADP認定 夫婦カウンセラー。神奈川県横浜市で生まれ育つ。フェリス女学院大学在学中から、探偵の仕事を開始。卒業後は化粧品メーカーなどに勤務。2013年に5年間の修行を経て、リッツ横浜探偵社を設立。豊富な調査とカウンセリング経験を持つ探偵として注目を集める。テレビやWEB連載など様々なメディアで活躍している。