大阪府・吉村知事が定例会見4月14日(全文1)新規陽性者の約10%が学生
緊急事態宣言に対する知事の考えは
毎日放送:すいません、毎日放送の【ウメダ 00:19:45】と申します。すいません、きのう初めて4桁に新規感染者数がいったというところで、どうでしょう、緊急事態宣言に対しての知事の考えというのはあらためていかがでしょうか。 吉村:きのう1000人になりまして、ここの陽性者の数っていうのは感染日ベースでいくと、まん延防止の措置を取った以前に感染した方がまた積み上がってきているという状況でもあります。まん延防止の措置、これは5日から始めていますが、中身としては前回の緊急事態宣言とほぼ同じ中身を実施していると。その効果が表れるとすれば、これは19日、来週になるというふうに思います。 そこで、この感染の減少であったり、あるいは感染拡大の、感染の山が伸びています。ありますから、この感染拡大の山が抑えられている、感染者としては増えたとしても感染拡大の山が抑えられているという判断ができれば、これは今のまん延防止措置をより徹底してくださいというお願いになると思いますが、そうではないということであれば緊急事態宣言を要請したいと思っています。 その中身については、前回の緊急事態宣言よりもより強い内容の緊急事態宣言をお願いしたいと思っています。その準備をぜひ国においてはもう今の段階でお願いをしたいというふうに思っています。ただ、緊急事態宣言を発令するかどうかっていうのは、これはもう国の権限ですから。最終的には国が判断するということになりますけれども、僕としては非常に強い危機感を持っていますから、このまん延防止効果が不十分ということであれば、直ちに緊急事態宣言を要請したい。そのときにはより強い内容の対策が必要になると思っています。
すぐに緊急事態宣言とはまだならないのか
毎日放送:まん延防止措置が、2週間というのが知事おっしゃったように19日ということになると思うんですけども、ただ、今、重症病床もかなり逼迫している状況だと思います。そうした中で来週判断して府の対策本部にかけて、さらに政府の会議にかけると。さらにそこから2週間ということになると、少なくとも3週間後に減り始めるという可能性もあるんですけれども、今の重症病床の逼迫を考えて、すぐに緊急事態宣言という考えにはやっぱりまだ至ってないということですか。 吉村:もう現在お願いしている不要不急の外出自粛、これはもうできるだけ家にいてくださいということですから、もうぜひこれを徹底お願いしたいというふうに思います。人と人との接触を避けることで感染っていうのは抑えることになりますので、そこを強くお願いしていきたいと思いますし、飲食店も含めて時短をお願いしていますが、その徹底を強く訴えていきたいというふうに思っています。 毎日放送:あと来週の状況を見てという、お話しされたんですけども、緊急事態宣言を出す基準というのは、これまででしたら感染者数とかいう値になったと思うのですが、今回は何を基準に緊急事態宣言を出す出さないという判断をされるんでしょうか。 吉村:緊急事態宣言を出す出さないは、これは国が決めることですので。 毎日放送:要請ですね、すいません。 吉村:それについては今、前回の緊急事態宣言とほぼ同じ内容のまん延防止措置のお願いをしていますので、それによってこの感染拡大が抑えられるか、あるいは感染減少に向かっていけるか、そこが基準になるというふうに思います。 司会:ほかに。後ろの、ABCさん。 【書き起こし】大阪府・吉村知事が定例会見4月14日 全文2に続く