小池都知事が記者会見11月6日(全文2完)バイデン氏勝てば環境政策変わるかも
コロナに打ち勝つ証しとして東京大会実現したい
それからC40という首長の、世界の大都市のネットワークがありますけれども、そういう中でも来られるのはニューヨークやロサンゼルスなど、とても進んだ制度と、それから技術を持った州知事であったり市長であったりするわけで、ですから連邦政府だけを見ていると分かりませんが、非常に各自治体、アメリカの自治体は熱心に取り組んでいるところもあるということで、環境政策が大きく変わるのではないかということについて、1つ、ではそのとき、東京はどうするかなど想定を考える必要があると思っています。 また、コロナ対策でありますけれども、これについては例えばこれから世界の体操競技会が開かれます。ここはロシア、中国、日本、そしてアメリカの選手が日本にやってきて、参加をし、そして大会が開催される。それは1つの雛型になるのではないか。PCRの検査の受け方であるとか、それから選手の行動をどうするのか、これらについての1つのベースをつくることになるのではないかというふうに思います。 今後アメリカ国内でのコロナ対策がどうなっていくのかについては、科学的な部分と、それから周知をするリスクコミュニケーションなど、いろんな分野から考えなければならないかと思いますけれども、これらについてもどのような変化があり、また、例えば東京としてThree Cs、3つのCについて発信もしているわけですけれども、あらためてそういったことを、どういう体制であれ、共有することは世界全体のコロナ対策に有効なのではないか、そう考えております。 これからどのような状況になるのか見守りたいと思いますが、日米同盟国の中でどのような判断が下されるのか注視していきたいと考えています。 朝日新聞:オリンピックへの影響などは。 小池:それについては今、申し上げましたように、今回の体操競技というのが1つ雛型になって、判断材料をお与えすることになるのではないか。また、今コロナ対策をしっかり行っているのも、ぜひともコロナという人類の敵に打ち勝つ、その証しとしての東京大会ということを、ぜひとも実現していきたいと、そう考えております。以上です。 (完)【書き起こし】小池都知事が記者会見11月6日