大阪市・松井市長が定例会見11月19日(全文2)破棄してるけどサーバーに残ってる
大阪市を残したい、という思いがあったと考えているのか
読売テレビ:市長としては、今回財政局がこうした試算を出したということについては、大阪市を残すというところで、そういう思いから今回こういう資料を作られたというふうにお考えでしょうか。 松井:だからそれは、取材した毎日新聞のそういう誘導的な話の中で、ついつい、それは大阪市、残したいですよ、彼らは、市役所を。市役所に就職したんだから、公務員として。変わるなんて、この間、この10年以上前はそれが変わるなんていうのはあり得ない話なんだから。僕に大阪府と大阪市は、これまでもすごく府市合わせといわれるような関係で来たわけだから。 だから、これが10年間、われわれが大阪で行政を運営することになって、大きく変わった。特に大阪市側は橋下さんも、知事が市長になり、僕も知事が市長になっているという、そういうところもあるんでね。非常にどうしても構えてしまいますよね、われわれに対して。そこが払拭できなかったっていうところは、もう僕も反省すべきところだと思ってます。 司会:次の質問をお受けいたします。毎日放送。
淀川左岸線、事業費増の可能性を事前公表しなかったのはなぜ?
毎日放送:毎日放送、柳瀬です。話は変わります。淀川左岸線の事業費が増大する関係について、市長は先日事業費が上がることについては、先週の段階で聞いたというふうにおっしゃっていました。 われわれのほうで国交省、近畿地方整備局、大阪市建設局に聞きました事実関係としては、6月の8日の時点で近畿地方整備局は国交省に対して846億円増えるというふうに報告をされています。市長に対してじゃあ、いつ伝えたのかというふうに確認をしたところ、7月の段階で844億増えるというふうに伝えていますと、建設局のほうが市長に対して話をしていますというふうに答えてたんですけれども。 この事業費が増えるということについて、聞いた段階で、伝えたりだとか、もちろん圧縮というふうなことはありますけれども、国交省としてはそんなに増えることを、なんでそんな増えるんだというふうな話をされてたんですけど、そこまで金額が増える可能性があるというふうなことを事前に公表されなかったのは、どういうことでしょうか。 松井:事前に公表って、僕も夏には6割、7割の事業費が上がるということは聞いていました。ただ、その正確な金額をその時点で幾らだったのかというのは、これは覚えていないと。その正確な金額700億というのを聞いたのが、今週かな、だから。決定した金額を、試算した結果、そういう金額になるというのを今週聞いたということです。 そもそもこれは未来への投資だし、これはもう万博も控えてこの金額が6割、7割上がることでまずこの工事そのもの自体をもう一度見直すという、そういうことはもうありません。これはやらなければならない、大阪の成長のためのインフラですから、やらなければならない高速道路ですのでね。 あとは僕がそのときに考えてたのは、いかに国とも協議をしながら、市の負担割合を落としていく。これは阪神高速にもある程度お願いをする。そういうところで、この成長のインフラが将来にわたって、きちっと減価償却できるように考えていこうと。こういうふうに部局とも話をしています。 毎日放送:7月の段階で844億、建設局から市長のほうにきちんと、それぐらい増える可能性がありますよというふうに伝えてたということなんですけれども。 松井:6割、7割という記憶ですね。きちっとした数字はそのときはまだ決定していませんということだったんで。これをなんとか抑えていけよということは伝えました。