49歳で自然妊娠、50歳で出産も。アメリカでは今、40代で出産する女性が増加中… その理由とは
出産後に直面する困難。心ないコメントも
妊娠に成功し、無事出産を終えた後でさえも、40代以降で出産した母親たちは特有の課難に直面することがある。その一つが、「こんなに遅くに子どもを持つなんて」といった批判や偏見。40代後半から50代前半のセレブがインスタグラムで出産を報告すると、必ずといっていいほど「結婚式や孫の誕生を見届けることはできないだろう」というような否定的なコメントが投稿されている。 「40代や50代で妊娠する女性には、未だにさまざまな偏見があります」とダルトン博士。「職場や近所で辛辣なコメントを受けることもあり、それが彼女たちに孤立感を抱かせているんです」
母親として否定的なコメントをもらったとき
チュラリム博士は、母親として否定的なコメントをもらったときは、自分の「理由」に目を向けるようアドバイスしている。 「周囲の人は、あなたがその年齢で子供を授かることに決めた理由を理解してはいませんし、完全に理解することもないでしょう。でも、あなたは理解しています」とチュラリム博士。「その事実に安らぎを感じて、あなた自身とあなたの家族にとって最善の決断をしたことに自信と誇りを持ってください」 ときには、年齢を重ねて母親になることのネガティブな側面にとらわれることもあるかもしれないが、実は祝福すべきポジティブな側面が多いのも事実。