今日プロ野球が異例の厳戒キャンプイン…里崎智也氏が分析する「巨人分散キャンプの狙い」
ーー新人選手の注目は? 「生で見てみたいのはドラフトで4球団が競合した楽天の左腕の早川ですかね。評価の高かった広島の栗林、中日の高橋にも注目しています。高卒ルーキーが1年目から出てくる可能性は高くないでしょうが、どれだけの素材か見てみたいですね。野手では早川と同じく4球団競合となった阪神の佐藤。オープン戦で打たなければ使ってもらえませんから、キャンプの段階では内外野の両方をやっておけばいいんじゃないですか。大山に何かあったときの三塁の控え、あるいは外国人がダメだったときの一塁も守れるようにプロのレベルでの守備力を身につけておけば出場チャンスも広がります」 ――ところで里崎さんはキャンプ取材行くんだよね? 「どうしようかと悩んで飛行機や宿の予約をしていなかったですが、2日の宮崎の巨人キャンプから厳戒下でのキャンプがどんなものか見てきますよ。キャンプ取材の条件となっているPCR検査も受けました。各球団共にメディアにも不要不急の外出や会食は避けるような要請が出ているようなので、ホテルでお弁当を食べながら過ごします。それはそれでYouTubeネタになるでしょう(笑)。僕らにとっても異例の特別なキャンプになりますね」