「俺は君たち3人とは全然一緒ではない」「物凄くプレッシャーで辛い時期もあった」J2長崎移籍の山口蛍が吐露、盟友たちに感謝
「海外でも活躍出来なくて日本代表でも全く活躍出来なかった」
J2のV・ファーレン長崎が12月23日、山口蛍がJ1王者のヴィッセル神戸から完全移籍で加入すると発表した。山口は同日にインスタグラムを更新。熱い想いを伝えた。 【画像】特別な4ショットを添えて…山口蛍の熱いメッセージ 現在34歳のMFは、セレッソ大阪の下部組織からトップチームに昇格し、プロキャリアをスタート。2015年冬にドイツのハノーファーへ移籍したが、怪我の影響もあり、リーグ戦の出場は6試合のみ。チームは2部に降格したなか、2016年夏にC大阪に復帰した。 神戸では2019年からプレーし、加入1年目にクラブ初タイトルとなる天皇杯制覇に貢献。その後も主力として活躍を続け、今季は負傷離脱もありながら主将としてJ1連覇に導いた。 ヴィッセルで一時代を築いたなか、山口は特に、自身と同じく日本代表と海外クラブでもプレー経験がある酒井高徳、大迫勇也、武藤嘉紀に感謝。「高徳、サコ、ヨッチ、君たち3人の存在が常に刺激でした」と切り出し、次のようなメッセージを発信した。 「俺は君たち3人とは全然一緒ではないし、海外でも活躍出来なくて日本代表でも全く活躍出来なかった。それでも周りの人達は俺を一緒のように扱ってくれた。光栄な事だし嬉しかった!けどその反面物凄くプレッシャーで辛い時期もあった。 でも毎日3人の練習の姿勢、サッカーに対する取り組み、それを見てると俺もやらないといけないと自分を奮い立たせ日々負けないように取り組んできた。神戸で過ごした時間はかけがえのない時間になったし、3人が居たから俺も必死に喰らい付いてここまでやってこれた」 来季からの舞台は、セレッソ大阪時代の2016年以来、9年ぶりとなるJ2。山口は「カテゴリーは違うけどこれからも刺激を受けながらまだまだ出来るってとこを見せたい!」「これからも3人の活躍を見て刺激を受け、まだまだ成長する。頑張ります!」と力強く誓った。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部