小池都知事が定例会見9月17日(全文2完)そういった方を応援したのは大変恥ずべきこと
主体的に参加しないということか
まだ東京は、減ってはいるものの1000を切ったというレベルでございますので、それらを、減少具合なども確認していかなければならないと考えております。いったん緩めると、そのあとどう締めていくかというのは、これはもう長年、長年というか、何度もそれを繰り返していると、皆さんも、なんて言うんでしょう、慣れ過ぎてくるところもあろうかと思います。現場の実態などを十分勘案しながら進めていく必要があるというふうに考えておりますので、それらは、いろんな例をさらに参考にしていくという、そういう姿勢でいきたいと思っています。 東京新聞:都としては基本的に、主体的に参加するということではないということですか。 小池:いろいろとイベントをやりたいという方々の声も聞いてはおりますけど、そのことによって、今、例えばそれは緩和という2文字になるかと思いますけれども、そこのところは慎重にいきたいと思っています。
木下都議を都議選で激励したことへの悔いは
東京新聞:分かりました。幹事社から最後に1点だけ。元都民ファーストの会の木下富美子都議。本日、警視庁に書類送検されました。あらためて伺うんですが、無免許事故、さらに救護義務違反、加えて今回、5月とか6月にも無免許で運転してたということのようです。知事としてこういった行為をどういうふうにあらためてお考えになられるか、それからこうした人物を、知事、今回の都議選の最終日に激励に行かれました。そういったことの悔いとか反省とか、有権者への申し訳ないなというような気持ちありましたらお願いいたします。 小池:まずそれら、無免許運転であるとか、今回ぶつけてけがを負わせたりということ、重ねられたこと、それから一人会派をつくられたことなど、私から、私だけではありません、一般的にも言語道断だと思います。その上で、こういう状況で書類送検ですか、が、下っているということ、その厳しい現状をご本人がしっかりと理解されて、そして判断される。法律的にできることは何かというと、なかなか難しいところがあります。私自身は、そういった方を応援したというのは大変恥じるべきことだなと思っております。 また、やはりそういった、なんて言うんでしょう、範を示すべき人が、そうでないこと、その逆をずっといくというのは、やはりこの世の中、厳しいの一点に尽きると思いますので、そのことをしっかり自身で受け止めて判断されることを期待しています。 東京新聞:ありがとうございました。幹事社が長くなってすみません。各社の質問に移ります。質問のある方は挙手などで知事の指名を受けてから、社名とお名前を名乗った上で質問してください。では、お願いします。 小池:それじゃあ、はい、朝日さん。