【図解】9月29日に自民党総裁選、10月21日に衆院議員の任期満了 今後の政治日程
菅義偉(よしひで)首相(自民党総裁)が、9月30日に任期満了を迎える自民党総裁選に立候補しない意向を表明しました。 【図解】温室効果ガスゼロ目標、3度の緊急事態宣言…菅政権を振り返る 自民党総裁選は9月17日に告示され、同月29日に投開票されるスケジュールで設定されています。 総裁選期間中の24日には、菅首相が訪米し、米国、豪州、インドの4か国の首脳との会談に臨みます。30日には新型コロナウイルス対策として19都道府県に発出中の緊急事態宣言と8県に適用中のまん延防止等重点措置の期限を迎えます。 総裁選は29日に投開票され、新しい総裁が選出されます。新総裁は、臨時国会での首相指名選挙で選出されれば次期首相となり、組閣を行うことになります。臨時国会は10月4日に召集される見通しと報じられていますが、日程的に余裕がないことから、衆院選は10月21日の衆院議員の任期満了以降になる可能性が指摘されています。 加藤勝信官房長官は16日の会見で「衆院議員の任期満了日(10月21日)前の総選挙が事実上なくなったことを明らかにしていくことが必要だ」と述べています。 報道では、衆院選は「10月26日公示、11月7日投開票」「11月2日公示、14日投開票」などの日程が取り沙汰されています。