小池都知事が定例会見9月17日(全文2完)そういった方を応援したのは大変恥ずべきこと
臨時医療施設はいつまでに作るのか
新宿新聞:新宿新聞の喜田です。2つ質問があります。1つは臨時医療施設ですが。 小池:うん? 新宿新聞:臨時医療施設。大阪府は臨時医療施設として9月末までに500、それから段階的に、最終的には1000床まで医療施設をつくると、こういう発表をしていますが、今日、東京都が出された9200という臨時医療施設の日程、いつまでにつくるんだということが書かれてないので、この日程が知りたいなと思います。それが1点目。 それから2点目は、この前、新宿区の吉住区長の記者会見で、コロナウイルスのワクチンの投与の時間を夜の夕方5時から8時まで延長すると、こういうことを発表されました。投与の時間が5時で終わってしまうというのは、やはり昼間働いている人から見たら、いいのかも分かりませんが、昼間の時間に行けない方もおられるし、特に新宿は夜の繁華街を抱えているということもあって時間帯を遅くまでやるということにしましたけども、これについての東京都の受け止めと、今後それを応援していくというお考えがあるかどうか。 小池:大規模の臨時医療施設をつくる、1000床を並べても人がどれだけ確保できるかということがまず問題になるわけです。すでに病院があって、むしろ空床があって、そこには酸素があって、そしてさまざまな医療機器が整って、必要ならばレントゲンを撮れて、ベッドがあって等々、これを活用しない手はないわけで、その意味で今回、確保病床の確認ということをさせていただきました。そしてまた、酸素・医療ステーションにつきましても各地で、準医療施設として活用をさせていただいております。そして、そこにすでに人が配置されて、かつ地域の医師会が確保、ローテーションで手伝ってくれているということであります。
必要に応じて算段もつけながら進めていく
これについては必要に応じて、また、東京は広うございますので、1カ所でまとめてということも、考え方でしょうけれども、都におきましては田町、そしてまた臨海部、そしてまた区内等々で、中央の区内等々で広げていくということで確保する考え方だと思います。これについてはすでに今回の補正予算等々にも、今後の施設も含めて、必要に応じて、もう算段もつけながら進めていくということであります。 それから東京は23区、特別区があって、そしてそこが、例えば港区の場合もしかり、地域に応じて夜の時間に、それぞれ区の施設、区のやり方で対応をされているわけでございます。それぞれ、都はそれを応援する形で都の施設を各地につくって、ワクチンの接種を行っているところでございます。 ちなみに、渋谷で予約なしでということで長蛇の列ができたわけでありますが、そこから若い方への接種はかなり進んできた。そして今、大学で、青学と一橋と都立大、それぞれもう会場を設けていて、その大学に通ってないと駄目ということではありません。若い学生さんの方々は、今申し上げたところは都のホームページから調べられますので、青学がまだ空いていたと思いますね。ぜひそういったところで、まず都のホームページの一番頭のところから入っていただければ、どこで受けられて、何日に、どのワクチンが受けられるか出ておりますので、ぜひご活用いただければというふうに思っています。先ほども申し上げましたように、中学、高校受験の方についても広げていきますので、その皆さんも予約を入れていただければと思います。 これからもそれぞれワクチンの、9月30日、今月末までにも七十数%いくようになっています。東京都は毎日300万人の方々が通勤、通学されておられるので、そういった方々も、ずいぶん都内でも打っておられますので、いずれにしましても、全体として進めていくのがワクチンの意味でありますので、よりその地域に合ったやり方、区市町村とも連携しながら進めてまいります。 新宿新聞:いつまでに、臨時医療施設。 小池:いや、今、だからつくっているじゃないですか。 新宿新聞:いや、つくってるんですけど、いつまでにこれを、期限はないんですか。【******00:56:18】。 小池:今回の補正予算にも盛り込んでいるところであります。 (完)【書き起こし】小池都知事が定例会見9月17日