トリエンナーレ訴訟「19日に控訴理由書提出」名古屋・河村市長会見7月25日(全文1)
非常に僕は暴力的だと思いますよ
特に慰安婦像なんかは、ここ1週間以内の間に韓国の大使が来てやっとるじゃないですか、日本国と。ああいうものを名古屋市が、愛知県がですけども、主に、堂々と出してええんですかね、本当に。だから、ああいうものはやめてくださいと言っとる人たちの表現の自由はどうなるんですか、いったい。非常に僕は暴力的だと思いますよ、こういう考え方は。でしょう。 検閲でもありませんよ。検閲は包括的にできん場合を言っとるんであって、自分のお金で、自分で場所をつくってそういう表現をされるんだったら、それはそれで結構でございます。結構でございますいうことを言う権利もありませんけど。それを表現の自由というんです、これは。ということでございます。 それからもう1つは、こういう負担金、3300万ですけど、こういうものにお金を出すかどうかいうのは、悪いけど、市長の責任じゃないの、これは。出してええかどうか。じゃあ僕はどうすりゃ良かったんですか。裁判官に聞きたいですわ。じゃあ、河村さんは名古屋市長もやっとって、あの実行委員会の委員長代理なんですよ。その人間にまったく知らされずに、ぽっと、こういった著しく政治的に偏った、言ってみれば、よくいわれる反日の展示ですね。そういうものに税金を、突然出てきて税金出して、また名古屋市主催、愛知県主催いうことになると、いわゆる公が認めたという。エンドースメントというんだけど、裏書き効果があるじゃないですか。現にロサンゼルスの仕事というか、観光の案内やっとるお嬢さんに怒られましたからね、私。何をやってくれるのと、名古屋市がという話ですので。
控訴審が始まりますのでご注目いただきたい
じゃあ河村さんが、じーっと、そういうことが分かった場合でも、じーっとしとるだけだったんですか、ほいじゃ。表現の自由だいって。それは、僕は。そうなったら市長としての、これは、どう言うのかな、職務怠慢。やらないことも職権乱用罪になりますけど、そうなるんじゃないの。私、800万給料もらってますんで。このためじゃないけど。年間。だから少なくとも憲法15条2項にある、全国民の代表として、100人が100人いかんけども、みんながだいたい納得のいくという状況をつくるの、私の仕事じゃないですか。それをやるなといって、3300万出せということを裁判所がどういう権限で言うんですか、そもそも。もう私は訳が分からんですね、本当に。 僕がどっかで単純にばんと決めたら別だけど、完全に、完全にいうか、当然ですけど、市の手続きも取って、県との相談もして、ほんで実行委員会というのもできて、ほんで議会で議決されて、皆さんの、マスコミの目もありまして、そういう民主主義的なプロセスを取ってやっとるわけで。そういう責任は市長にあるんじゃないですか。市長とか知事とか。じゃないの? 裁判官にあるんですか、ほいじゃ。どういうことなんだということで、そういう裁量を一切無視した、もう驚くべき判決だと思いますよ。裁判官に、はっきり言えば、じゃあ市長やってくれということです。知事をやってくれということです。こうなりますと。一定の価値判断をして、表現の自由だからええんだといって。それはいかんでしょうということをここで力んどってもしょうがないけど。ということで控訴審が始まりますので、ぜひ皆さんもご注目をいただきたいということでございます。私から以上でございます。すいません。どうぞ。