いじめ訴訟「真相をとにかく明らかにしたい」名古屋・河村市長会見7月25日(全文2)
名古屋市の河村たかし市長は25日午前、定例記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「名古屋・河村たかし市長が定例会見(2022年7月25日)」に対応しております。 【動画】名古屋・河村たかし市長が定例会見(2022年7月25日) ◇ ◇
いじめ問題提訴への今後の対応は
名古屋テレビ:ありがとうございます。2点目なんですけれども、いじめ問題提訴についてお伺いしたいです。斎藤さんからの提訴を受けた受け止めと、今後の対応についてお教えください。 河村:これは残念というか、大変かわいそうな話でございまして。私が命ずるというか、で、再調査も始まりましてですね。まさに驚くべきレポートをいただいてですね。各種の、なんだったかな、hyper-QUという子供の点数を付けるような、医療で言うと心電図みたいな、ああいうやつですけど、あれがまったく形骸化していたとか、長らくそのまま、亡くなってから、放置というか、そのままにしとったのは明白に違法であるということまで書かれたという驚くべきレポートだったんですね。 僕はそういうことで、ちゃんと本当のことを言って、自分なりにも相当調査しまして、斎藤さんの関係の方にも回ってきました、私、自宅を。それから、しまして、裁判というのは、また民間の人にとっても負担だから、大きな。だで、話し合いでできんかと言ってきましたけど、教育委員会が、できないと、裁判してくれという話が、名前は【******00:32:47】ますけど、そういう話があったもんで、私も1人だけではちょっとできんもんで。
真相を明らかにして責任をはっきりさせないかん
だで、向こうの弁護士さんに話をしまして、これは。ちゃんと本当のことを言いますよ、私は。隠す必要まったくないから、私は。子供は守りますけど、僕は教諭を守る仕事じゃないからね、言っときますけど。子供を守る仕事ですから。 で、弁護士さんに話をして、事実と違うことはいかんよって、当たり前ですけど。そうでないことはもう認めますと、訴えられたの、市長として。訴えられるの、これで分かったでしょう。市長なんですよ、実は。教育長じゃないんですよ。市長が訴えられるの、これは。だからすぐ、独立行政委員会だから、なんですか、市長ががたがた言うなと、教育委員会は別個独立のようなことを言いますけど、今回でよく分かったじゃないですか。やっぱり子供が1人亡くなって、こういう事態が発生すると市長の責任になんですよ。 いうことですから、私もそれはよく分かっておりまして、1人の子も死なせない名古屋ということを言ってやってきまして、教育委員会のまずかったことについては認めます、全部。全部というか、事実に関してですよ、ただし、当たり前だけど。事実に関しては、やっぱり悲しい思いをされた皆さんの味方ですんで、認めます。そういうスタンスでこうなったということですわ。裁判を避けたかったんだけど、教育委員会側が裁判をやってくれというお話でございました。これは本当のことを言うぜいって皆さんに言ってあります、私は。隠したりしないよいって。成り行きについては。もっと詳しいことはいろいろありますけど。そういう状況でございます。 だで真相をやっぱり明らかにして責任をはっきりさせないかん、結局は。子供さんが1人亡くなった場合。包括的には市長の責任です、これは。だけどもうちょっと具体的に、例えば工場で人が亡くなった場合は工場長の責任であったりしますわね。そういうところもやっぱりしないと。次の1人も死なせないというふうにつながらんといかん。という。また、ほんで続発もしてるじゃないですか。続発という言い方は悪いよね。こういう悲しいことが起きとるじゃないですか。だで、この際、僕ははっきりしたいと。どこの誰がいかんかったんだと。また、どこの誰が、これはどうしようもなかったんだろうかと。そういうことをはっきりさせたいと。必要なことは認めます、裁判においても。私が訴えられとるんだで、これは僕が認めてええでしょう。それなりの調査をしておりますから、私も、自分で。 名古屋テレビ:ありがとうございます。幹事社からの質問は以上です。それでは市政一般について各社さん、お願いします。質問のある方は挙手の上、マイクを受け取ってからご質問をお願いします。