ホンダ/HRC、2025年も若手育成に積極的な取り組み。海外、SFライツ、FIA-F4の参戦体制を発表。S耐にも参戦
12月11日、ホンダ/HRC(ホンダ・レーシング)は東京都内で2025年四輪モータースポーツ体制発表会を開催し、2025年もドライバー育成活動に積極的に取り組んでいくと発表した。また、スーパー耐久シリーズにもTeam HRCが参戦する。 【HRSスカラシップを獲得した佐藤凛太郎と新原光太郎】 ホンダはHRS(ホンダ・レーシング・スクール・鈴鹿)、ホンダ・フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト(HFDP)を通じて世界中でドライバー育成に取り組んでいるが、2024年はフランスF4で加藤大翔が、全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権では小出峻(HFDP WITH B-MAX RACING)がチャンピオンを獲得。12月7~8日に最終戦が行われたFIA-F4でも野村勇斗(HFDP with B-Max Racing)がタイトルを獲得するなど、多くの結果を残した。 2025年に向けては、フランスF4王座に輝いた加藤がヨーロッパに残り、フォーミュラ・リージョナル・ヨーロピアン・チャンピオンシップ(FRECA)にARTグランプリから挑むことになった。またフランスF4には、HRSのスカラシップを獲得した佐藤凛太郎が2025年に参戦することになった。 日本では、FIA-F4のチャンピオンを獲得した野村勇斗が、2025年はHFDP with B-Max Racing Teamからスーパーフォーミュラ・ライツに参戦することが決定。またFIA-F4には同チームからHRSでスカラシップを獲得した新原光太郎と、弱冠17歳でHRSフォーミュラを卒業した百瀬翔が参戦する。 一方、今回の四輪モータースポーツ活動計画の中には、スーパー耐久シリーズのST-QクラスにTeam HRCが参戦することが記されたが、ドライバー体制、車種とも未定となっている。 [オートスポーツweb 2024年12月11日]