【F1】〝レッドブルデビュー〟角田裕毅に海外メディア絶賛の嵐「シート獲得へ大胆なアピール」
F1のRBに所属する角田裕毅(24)が、9日(日本時間10日)に行われたテスト走行で初めてレッドブルの最新マシンに乗って〝デビュー〟を果たしたことを受けて、その走りに対して海外メディアから絶賛が相次いでいる。 シーズン終了後となる今回のテストでは、各チーム2台の車を走行。1台はルーキー、もう1台は来季に向けたタイヤテストが目的となり、角田はレッドブルで後者の大役を任された。 午前中から夕方にかけて長時間行われた走行で、角田は127周にわたって王者のマシンをドライブ。求められた任務を寸分たがわず遂行し、チームの首脳陣から高い評価を受けた。 英メディア「モータースポーツウィーク」は、角田のコメントを速報。「正直、適応するのにそれほど苦労はしなかった。長距離でもかなり安定した運転ができたし、すぐに車の限界を感じた。車に対して自信がなければ、限界を感じることはできない。だから、それは良い兆候だ。良いスタートだ」とレッドブルのマシンとの好相性ぶりを猛アピールした。 〝レッドブル角田〟としての評価も急上昇。ポルトガルのモータースポーツ専門メディア「モトシシリスモ」は「角田裕毅は、レッドブルのシート獲得へ大胆なアピール」、レッドブルで更迭が濃厚なセルジオ・ペレスの母国メキシコのメディア「ソイレフェリー」も「日本人ドライバーは、メキシコ人選手の代わりを務める準備ができている」とペレスの後任にふさわしいと太鼓判を押した。 海外ファンからもSNS上では「角田裕毅にRBのセカンドの座を与えろ」と〝昇格運動〟が沸き起こっており、レッドブル入りへの機運が高まっている。 レッドブルはまもなく来季のドライバーを発表する見込み。最後のアピールが実ったのか注目が集まる。
東スポWEB