小池都知事が定例会見11月26日(全文1)本人が自ら決めたことは是としたい
TOKYOワクションアプリなどの活用を
ちなみに、2回目のワクチン接種を終えた都内の12歳以上の方、すでに8割を超えております。都においてワクチン接種促進キャンペーン、TOKYOワクションアプリというものを、こちら、実施をしておりますけれども、今月1日にリリースしてから接種記録のこちらのほうに登録された方、総数、現時点で28万人を超えております。点検を受けて感染防止対策をしっかりやっているという認証店、東京都で認証をしたお店においては、この12月1日からは、8人を超える会食の場合は感染のリスクを低減するためにも、このTOKYOワクションアプリなどを活用していただきたいと存じます。 街中、それからアプリ上で、さまざまな特典も受けられます。アプリ上でいろいろ、エントリーするとパソコンが当たったりとか、さまざまな特典があったり、それからお店のほうで、お食事にいらしたお店でビール1杯付けますよとか、いろんな特典がありますので、自らのこのワクチンの接種状況の確認と同時に、それらの特典の享受もされたらということでございます。それぞれが工夫をされて、特典を講じておられるということです。感染が、ありがたいことに落ち着いている今だからこそ、あらためて感染しない・させない、このベース、基本を、この意識を皆さんと共有していく。そして引き続きのご協力をお願い申し上げたいと存じます。 また今日もいろいろ報道もございますけれども、南アフリカで確認されている新たな変異株について、それぞれ地域で対応を取られているかと思います。これは多数の変異を有しているということから、警戒が必要という話でございます。感染状況が落ち着いている今のようなときこそ水際対策が重要であって、そして国に対してこの水際対策のさらなる徹底を求めてまいりたいと、このように考えております。
東京eSG戦略ボード開催へ
それから今日はお伝えするのが3点あるんですけれども、2点目であります。東京eSG戦略ボードという会を開催いたしますので、そのお知らせであります。これは東京の湾岸地域、ベイエリアと言っておりますけれども、ベイエリアを舞台に未来のモデル都市を創造する、東京ベイeSGプロジェクトでございます。きのうは2040年代、今、2021ですから約20年後、2040年代の実行戦略で、まちづくり戦略のドラフトをお示ししたところなんですけれども、さらに先の50年、100年先の未来の都市像の実現に向けまして、東京eSG戦略ボードを開催すると。そして有識者の方々と意見交換を行うというものであります。 ちなみにeSGの最初のeはエコロジーであったりエコノミーであったり、そういうe。それからSは今年の大河ドラマでありますけれども、渋沢栄一さん。東京都の福祉の基盤は養育院から始まっているわけでありますけれども、板橋区にあります。それだけでなく、600社にもわたる銀行をはじめとする企業をつくり上げたということで、非常に先人として東京都、追うところが大きい。あとのGは後藤新平さん。東京市の、東京市長ですね。第7代だったかな。後藤新平さん。行幸通りなど、また関東大震災のあとの復興院総裁を務められた方です。 このお二方の名前にあやかって、eSGと呼んでいるわけでありますけれども、今回は有識者の方々との意見交換に、ゲストに台湾のデジタル担当政務委員でいらっしゃいます、あの有名なオードリー・タンさんをゲストにお招きをするというものであります。持続可能な都市の実現に向けた取り組みをテーマにご講演をいただきます。タンさんはSDGsにも精通しておられます。そしてプロジェクトで目指す方向性に関しまして、有益な知見などをご披露いただけると、このように期待をしているところでございます。 そしてご覧の有識者の方々、安宅さんや北野さん、隈研吾さんは国立の競技場をつくられた。小林光さんは環境。河口真理子さんはグリーンファイナンスなどでもお世話になってきております。こういった皆さま方と非常に、かなり先の、未来の東京を語り合うということ、大変楽しみにしております。サステナビリティ、DXの観点などなど、忌憚のない意見を伺う予定でございます。楽しみにしております。当日の様子は後日、政策企画局のホームページで配信をいたしますので、そちらのほう、ご覧いただければと思います。