大阪府・吉村知事が定例会見9月22日(全文3)廃業後なのに時短協力金を申請するケースも
大阪府の吉村洋文知事は22日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「「往診、外来診療での抗体カクテル療法を実施」大阪府・吉村知事が定例会見(2021年9月22日)」に対応しております。 【動画】「往診、外来診療での抗体カクテル療法を実施」大阪府・吉村知事が定例会見(2021年9月22日) ◇ ◇
宿泊療養の予約緊急コールセンターを設置
吉村:次ですが、宿泊療養の予約緊急コールセンターを設置します。これは大阪市民向けにまずは試行的に実施します。どこまでうまくいくかどうかっていう課題はありますけども、これに取り掛かります。どういうことかっていうと、感染が急拡大、爆発拡大したときには、どうしても保健所の業務が逼迫します。保健所の業務が逼迫して本来、宿泊療養に早く入ってもらったほうがいい方も、なかなか連絡がいかない場合もあります。ですので、確認が遅れるケースが出てきますので、もうその場合は保健所を介さずに、このコールセンターを介して宿泊療養に一時的に入っていただきます。まずそのための専用コールセンターを設置します。9月27日の月曜から10月22日まで試行的にまずこの専用ダイヤルの設置をします。 当面の間ですけれども、これは試行実施ですので変えていきますが、当面の間は陽性が判明してから3日経過しても保健所から連絡がない大阪市民の方については、で、宿泊療養を希望される方は、この対象にしていきます。ですので非常に状態が重くなっているような方ではない方が基本的には対象になります。宿泊療養に入っていくということになりますので、この間、やっぱり保健所でどうしても患者が多くなると重たい患者であったり、急を要する患者、ここにどんどん力を入れていくことになるので、そうじゃないけども重症予備軍のような方もいらっしゃいます。
市の保健所を介さずに宿泊施設まで搬送
早い段階で介入できたらいいんですけど、現実それが難しい場面も出てきますので、そういったものについてはここの宿泊療養予約緊急コールセンターに連絡していただいたら、一時的な避難というか、一時的にこの宿泊療養に入っていただきます。そのあと保健所で正式に決定を、最後決定する権限は保健所にありますから、これは大阪市の保健所が最後決定しますけれども、一時的に、これはもう自宅じゃまずいという方については宿泊、搬送システムも整っていますから、もう大阪市の保健所を介さずに宿泊施設まで搬送します。 これは時間の短縮に加えて保健所の負担の軽減、そして患者さんの不安の払拭にも寄与するというふうに思っています。このコールセンターについては大阪府の本庁、本館に設置をします。午前9時から夕方の6時までです。センターの体制は府の職員がまずはやります。3名から5名体制でやりまして、対象としては陽性判明日から3日経過しても大阪市の保健所から連絡がなくて、自分がどうなるかも分からない、そしてただ家族にうつしても良くないので宿泊療養したいというような方を対象にします。 発生届が出ていることが前提なので、発生届が出てなかったらこちらでも把握できませんから、当然まず発生届が出ているということ、幾つか手続きがありますけれども、そういった手続きの中でできるだけ早く宿泊療養に入っていただくと、安心をしていただけるように、また家族、同居の家族にうつす場合が非常に多いですから、同居の家族にうつすリスクを少しでも減らすために、こういった制度を試行的に実施します。この3日間、非常に長いじゃないかという意見もあるかもしれません。場合によってはこれは2日になるかもしれないし、何日になるかというのは試行実施をやりながら考えていきたいと思います。 今、感染が非常に減少してきていますので、今あまり活用されることがないかも分かりませんが、ここは試行的に実施をして、感染がどのぐらいになったらどのぐらいの人が電話で来てというようなことも取りながら、適切な制度にしていきたいと思います。いざというときは感染が非常に拡大したときにこれがうまく機能するような体制を整えることで保健所業務が逼迫してもまったく連絡がないということがないようにしたいと思います。次お願いします。ないようにしたいといっても、増えたらこれは、もう今の感染症のやり方だとなかなか厳しいところはあるわけですけれども、できる限りの対応をしていきたいと思います。