大阪府・吉村知事が定例会見9月22日(全文4)宣言の扱い、今週末までに方向性判断したい
大阪府の吉村洋文知事は22日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「「往診、外来診療での抗体カクテル療法を実施」大阪府・吉村知事が定例会見(2021年9月22日)」に対応しております。 【動画】「往診、外来診療での抗体カクテル療法を実施」大阪府・吉村知事が定例会見(2021年9月22日) ◇ ◇
宣言の扱いをどう考えているのか
NHK:ありがとうございます。あと2つ目の発表項目に関連してなんですけれども、感染状況について説明があったと思うんですけれども、感染状況は大きく減少しているとおっしゃっていましたが、それに関連して来週、緊急事態宣言が期限を迎えると思うんですけれども、それについての扱いについて、これまで知事はシミュレーションどおりでいけば9月末には緩めることができるんじゃないかということもおっしゃってきたと思うんですけれども、この宣言の扱いについて知事はどのようにお考えかお聞かせください。 吉村:今週末までには方向性としては判断したい、今週末までに方向性を判断したいと思います。また、これは当然、最後は国が判断されることにはなりますけれども、国も自治体がどう考えているのかっていうのは、国の判断における判断材料にはなってくると思いますので、僕自身としても来週、週明けに国で方向性を決定付けるというふうな話もありましたから、という意味では今週末までに、遅くとも週明け月曜日には、この緊急事態宣言がどうあるべきか、僕自身の考え方、ここはしっかりした上で国に伝えたいと思います。今の段階ではまだ確定しているものではありません。
宣言解除の場合、まん延防止を経るべきか
ただ、感染者の状況もここにあるとおり、非常に減少傾向にありますし、医療も50%基準を、重症病床はもともと50%に達していないですけれども、国基準で言うと少し達したところがありましたが、もともと確保病床ベースでは達してない、また今も当然それより下がっていますが、こっち側の軽症・中等症のほうについては、まだ50%を超えていない。ちょっとこれは運用病床だから、ちょっと数字としてこれは比較するものじゃないんだけど、だからここちょっと離れますけど、軽症・中等症を含めた全体の病床という意味では、まだ50%を少し超えている数字なので、そういった意味では病床も逼迫しています。 今の現状で病床の逼迫度としては重症病床が36.6%、これは重症病床もかなり確保しましたので、もともと50床、やっぱり50%以下ですけれども、全てを足した病床については55.5%なので、基準が50%ですから。ただ、減少傾向に向かっているのは事実なので、そういったことも踏まえて、また感染状況も含めて今週末辺りには判断したいと思います。 府民の皆さんには感染対策の徹底をお願いします。まだ緊急事態宣言期間中ですし、大きなリバウンドを防ぐということが非常に重要になってくると思います。なので感染対策の徹底をお願いします。緊急事態宣言についてどう考えるべきかについては今週末に判断します。 NHK:すいません、今週末に判断をされるということで、なかなかお答え難しいかもしれないんですけれども、今回、緊急事態宣言がもし解除されるとか弱まる場合には、まん延防止を経るべきなのか、それともそれを経ずに解除してもいいとお考えか、それも今週末になるかもしれませんがお考えをお聞かせください。 吉村:まさにそこを今週末に判断したいと思います。もうすでに一部報道で緊急事態宣言が解除じゃないかという議論も出ています。この状態で緊急事態宣言を続けるということは確かに、なるのかならないのかちょっと分からないですけれども、そこも含めて判断したいと思っています。 司会:よろしいですか。では次の方、読売新聞。