大阪府・吉村知事が定例会見9月22日(全文1)Go To Eat再開の場合は認証店舗に限る
大阪府の吉村洋文知事は22日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「「往診、外来診療での抗体カクテル療法を実施」大阪府・吉村知事が定例会見(2021年9月22日)」に対応しております。 【動画】「往診、外来診療での抗体カクテル療法を実施」大阪府・吉村知事が定例会見(2021年9月22日) ◇ ◇
コロナ対策などのため、3559億円の補正予算
司会:お待たせしました。それでは知事の定例会見を始めさせていただきます。最初に知事のほうから説明がございます。よろしくお願いします。 吉村:本日の定例会見、発表内容ですけれども、まず1つ目は先ほど議会運営委員会でご報告させていただきました補正予算の中身、議案、上程いたしました中身について報告、説明をさせていただきます。また、新型コロナウイルス対策として第6波に向けた強化策、ここについて説明をさせていただきます。そしてワクチンの新たな接種の予約と、それから営業協力金について非常に疑義がある案件もありますので、そういった中身について説明をさせていただきます。あと府政一般案件として2件の説明をさせていただきます。 まず1点目です。補正予算の案件について、令和3年度の7号補正予算について説明させていただきます。この中にはコロナウイルス対策のものが非常に多く含まれているわけですけれども、それがほぼ主たるものになりますが、その説明をさせていただきます。 まず大きな方向性としまして、補正予算の規模、一般会計3559億円の補正予算になります。中身の主たる部分は新型コロナウイルス対策です。
病床確保のための予算に1051億円を計上
命を守る最大限の感染対策ということで、3206億円。あとは病床の確保等ですね。中身は後ほど詳細に説明させていただきます。それから経済、雇用を支える取り組みということで206億円です。そして暮らしを支えるセーフティネットのさらなる充実ということで144億円。そしてコロナ外にはなりますが、大阪スマートシニアライフ事業を3億円。これは高齢者の皆さんにタブレットを貸与して、そして情報格差を埋めていこうと、便利に高齢者の皆さんにもデジタルをうまく利用していただけるような、そんな環境をつくっていこうと。難しいことをするんじゃなくて、簡単に便利なデジタルを目指そうと、そういうものです。次、お願いします。 まず病床の確保関係の予算についてです。これが一番大きな予算規模になります。病床の確保、これが一番重要だと、非常に重要だというふうに思っています。まず病床確保、空床確保ですが、これについて、空床も含めた病床の確保ということになります。空床補償の分も含めた病床の確保になります。予算規模は1051億円です。病床確保計画の下で、今なお軽症・中等症も増やしていっていると。重症も600床以上、こういう確保計画になっていますが、今後この病床について、病床を維持するために必要な費用を予算計上しています。 そして、趣旨は同じですけれども宿泊療養施設の確保のための費用です。予算規模は136億円になります。第5波の到来と、また今後新しい大きな波が来る可能性もあります。現在、9月中旬に8400室確保いたしましたが、それについて確保、運用していく費用です。 もう1つ、いわゆる野戦病院的な施設についてです。大阪コロナ大規模医療・療養センター、仮称ですが、その運営費用についてです。予算規模は34億円です。これは災害級の感染爆発が起きたときの、いざというときのための施設になります。なので、初期費用については専決処分をし、9月30日に施設としては完成させるという形で今、進めていっています。今回、議会に上程させていただきましたのは、この施設、来年の5月末まで動かしていくということを考えていますが、11月分以降の運営費、約30億円について、この専決処分の上程をさせていただきました。全体の見込み額としては約84億円になります。なので、一番最初、専決でやった部分が30億円、初期費用も含む。そして11月以降、来年の3月末までの部分が34億円。そして4月、5月、年度またぎの分が約20億円、ざっくりとそういう形になりますが、約80億円の予算になります。次、お願いします。