お腹の調子を整えて、これから一年を元気に過ごす! 健康祈願におすすめの【薬膳粥レシピ3選】
◆海老ニラ玉粥
海老の旨味と香り豊かなニラ、そして舞茸の食感が組み合わさった薬膳粥レシピです。使用した全ての材料が、身体を冷やさない性質を持つ食材で仕上げました。 心身を癒す食事として、ぴったりの温かいお粥は、身体の内側から温め、栄養をしっかりと補給できる一品です。 こちらのお粥の薬膳効果は、「腎」という場所を補って免疫力を高めてくれることです。腎は、体の健康を支えるために大切な役割を果たしています。35歳以降の方は、歳を重ねていくごとに弱っていく場所でもあるので、健康的な体を目指したい方は日頃からケアできるといいでしょう。冬は冷えにより、腎が弱くなりやすいシーズンで、腰痛や下半身のだるさ、冷え性などの症状として現れます。 海老やニラは腎のエネルギーアップに効果的な食材です。症状が出る前から、コツコツ補っておけるといいですね。 ●材料(4人前) ・ご飯:2膳分 ・海老:6匹 ・白菜:100g ・ニラ:1束 ・舞茸:30g ・卵:1枚 ・塩:適量 ●作り方 (1)白菜、舞茸は食べやすい大きさに切ります。ニラは2cm長さほどのざく切りにします。 (2)鍋にご飯、洗った海老、(1)の白菜、舞茸、水300mlを入れて加熱します。 (3)白菜がやわらかくなってきたら、(1)のニラを入れます。 (4)全体を混ぜて塩で味を整え、中央をくぼませて、卵を割り入れます。 (5)卵をくずしながら、器に取り分けて完成です。
◆蕪としらすの麹粥
優しい味わいで食材それぞれの旨味が引き立ち、体をじんわりと温めながら、免疫力を高めるための栄養がたっぷり詰まったお粥です。 蕪は、健康維持に大切な臓器の力の底上げをしてくれる食材です。消化を促進する効果もあるので、お正月の食べ過ぎなどでお腹が重い時にもおすすめです。塩麹や生姜と共に体を温め、冷えによる痛みを緩和してくれるため、風邪を引きやすい季節に選びたい食材のひとつです。 ●材料(4人前) ・ご飯:2膳分 ・蕪:小2個 ・蕪の葉:100g ・しらす:30g ・生姜:1片 ・塩麹:小さじ1 ●作り方 (1)蕪は皮をむいて角切りにします。蕪の葉は細かく刻みます。生姜は皮付きのまま千切りにします。 (2)鍋にご飯、(1)の生姜、水300ml、塩麹を入れ加熱します。 (3)ご飯がやわらかくなってきたら、(1)の蕪を入れます。 (4)蕪に火が通ったら、仕上げに(1)蕪の葉を入れ蓋をして火を通します。 (5)しらすを上に飾って完成です。